見出し画像

人生は一度しかない。あたりまえだけど。

ぼくは、人生が四度あれば、とよく考える。
四度あれば、一度くらいは競争社会に身をおいて、
自分の能力を指の先まで確かめてみたい。
最短距離で昇進の道を邁進し、
ライバルを蹴落として、年収3000万円くらいを稼いでみたい。
美味しいものを食べて、いい車に乗って、妻と子どもたちに高い服を着せたい。
もちろん、ぼくにはそんな能力なんてないのだ。
-「古くてあたらしい仕事」本文より引用

2020年3月の課題図書は「古くてあたらしい仕事」。
通算、2回目のnoteになります。


当たり前ですが、人生は一度しかありません。
その1回をどう生きたいか。
しっかりと考える機会をくれるのが、本書です。

ぼく自身は、本を読むのが「めっちゃすこ」というタイプではなく、
情報を得るために読むことがほとんど。
なので、最近は小説を読むことが減りました。

物語的な要素が欲しい場合、アニメや映画といった「映像作品」を見ます。
動画の方が視覚的に楽しく、分析する範囲が多いから好きなのでしょうね。


対して、本書を書かれた島田さんは無類の本好き。
彼が持つ本への情熱を正しく理解することはできないかもしれませんが、
各々が持つ「好き」の対象に置き換えることできれば、
腑に落ちる度合いも変わってきます。


ほぼ日から刊行された「岩田さん」を読んだ時も、
ひしひしと誠実さを感じましたが、
本書からも、ビシビシ感じてます。

とにかく、おもしろい本です。

今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
誠実さを他のことばで言い換えることはできるか?


このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無色の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?