ジャンプ新連載「逃げ上手の若君」がおもしろい。
2021年8号から連載が開始した「逃げ上手の若君」おもしろいです。「ネウロ」と「暗殺教室」を描かれた松井優征先生の最新作。やっぱり連載を経験した漫画家は安定してますね。
暗殺教室の時にも感じましたが、松井先生は「タブー」を表現するのが上手い。普通に考えると、教育×暗殺って、まぁ倫理的にダメですよね笑。それをエンタメとして取り込むのは流石。今作は戦国×逃亡という組み合わせ。これも戦国時代におけるタブーです。
セフィロスっぽい敵キャラも魅力的ですし、きちんと1話で物語の構造を示してくださるのは、読者としてありがたい限り。参謀キャラの奇妙さは松井先生節が炸裂してます。
ただ、ここからどうおもしろくしていくかが、全く想像できません。主人公と同じように、何かに秀でた仲間を集めつつ、高氏に一矢報いるための旅を続けていくのでしょうね。いやー、毎週の楽しみがひとつ増えました。ありがたや。
ジャンプの戦略として新しい作品をどんどん生み出しつつ、その中からヒットを狙ってるんでしょうけど、打率悪いんですよね…。鬼滅と約ネバという成功例があるものの、10本中1本も無いのでは。雑誌連載って難しいなぁ。
今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
しれっと2話分描いちゃう「高校生家族」の仲間先生はやっぱ天才だわ。
このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無色の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?