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2022年 春ツアー 6日目
熊本へ向けて
今日は熊本市まで一気に走り切る予定。空は澄み渡った曇天。朝食も昨日出会ったキャンパーの方と一緒に。朝はお決まりのパスタ。自宅から400g持ってきているので、早く使い切りたい。というのも、バッグがパンパンなのでお土産を入れる場所が無いのである。お米も同様、あと7合残っているので早く消化したい。
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キャンプ場にこんなドアがあったが、これで阿蘇や熊本までワープできたらなぁ……
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長者原
読み方はちょうじゃ“ばる”である。チャリ部OBさんや、ライダーさんに合うたびにオススメされる場所である。このキャンプ場からすぐ近くにある。
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前に見えるのはくじゅう連山、山頂に少し雪が残っており美しい。標高1000mなのにこうして開けた大地が広がっていることも面白いと感じた。
温泉ばかり
まだ阿蘇山の勢力下ではないが、このあたりにもたくさんの温泉が点在しており、至るところから湯けむりがモクモク立っている。活火山の存在を感じさせられるとともに、こんな危険と隣合わせな島国に住んでいる日本人の異常さ。外国人が首を傾げるのも納得。
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常に絶景
至るところに自然の雄大さを感じる景観があり、走っていて飽きない。
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標高1,330m
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ここでついに熊本に突入
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北大生に遭遇
対向車線に女子ライダー2人組を発見。声をかけてみると、北海道大学サイクリングサークルの1年生らしい。北海道から沖縄まで飛行機で、そこから九州を回りながら北上しているらしい。強そう。(小並感)少し立ち止まって交流会。今度は北海道で会いましょうという、無責任な約束を交わして再出発。
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野焼き
一面ずっと野焼きされた真っ黒な大地が広がり、カメラの露出泣かせの絶景が目の前に。
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大観峰
こちらもあらゆる人にオススメされる場所。しっかり収穫しておきたい。あいにくの曇りではあるが、晴れの日には見れない姿を見せてくれているとでも言おうか。ともかく、写真では絶対に伝わらない景色がそこにはあった。
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周囲を山で包囲された、カルデラ感が半端ない。外輪山というらしい。
いまきん食堂
大観峰から降りてすぐのところにある、超人気ごはん屋さん、いまきん食堂。到着は14時頃であったが、まだ行列が続いていた。せっかく来たので胃袋に収めて帰ろう、ということで予約をして列に並ぼうとすると、たまたまカウンターが人席空いたとのこと。ラッキー。待ち時間5秒足らずで自分だけ入店。他の人はどんな目で見ていたのだろうか……。
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看板メニューの赤牛丼。1780円と少し値は張るが、行列ができるだけの美味さであったので納得。
宿探し
冒頭で「熊本市まで走るぞ」と言っておきながら、阿蘇を一気に観光して一日でパスするのはもったいないと判断。また、明日は晴れるらしい(晴れるとは言ってない)ので、待ってみようということに。なので阿蘇で宿探しをすることにしたが、ゲストハウスはアホみたいにボッタクリ、安い施設は満室で、近くのキャンプ場は閉鎖。少し遠いキャンプ場に連絡を入れると、予約者がいないのでどうぞとのこと。貸し切りである。
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キャンプ客がいないということで、どこに設営してもいいと。ということでトイレと炊事棟が近く、風の影響が少なそうな受付棟のすぐ横。キャンプサイトでも何でもない中庭的なとこに設営。
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国造神社
珍しく()キャンプ場に少し早くついたので、近くの国造神社に行ってみることに。豊作祈願のための神様らしい。
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今日は−4℃まで冷え込むらしく、「凍死しませんように」と祈っておいた。
温泉
温泉は近くの共同浴場へ。近隣住民が日常的に利用している場所で、県外の人もたった200円で入浴ができる。しかも露天風呂むでんある。やるやん。しかし、Googleのレビューにあった通りシャワーの水圧が弱く、弱いどころかしまいにシャワーからお湯が出なくなってしまった。やはり200円なだけある、流石すぎて頭が上がらない。
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晩飯
急遽このキャンプ飯に来たので、食材の買い出しをしていなかった。店までも遠いので、手元にあるもので飯を生成することに。
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炊事場は凍結防止に水を出しっぱなしにしているらしいが、これも全て外輪山のおかげで天然の湧水が得られるらしく、水道代は無料だそう。
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寒いのでテントの中で調理。このテント全室が広いので便利である。ツアー6日目にしてまだ3回しか使っていないが、もっと積極的にテント泊をしていきたい。
昨日今日と走行距離が少ないが、写真撮影スポットが多すぎるくじゅう連山・阿蘇山のせいで足止めを食らっているだけである。僕は何も悪くない……
今日は久しぶりに早く寝れそうだ、ほなさいなら。
本日の概要
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走行距離 61.6km
獲得標高 934m
費用 飲食 2,362円
温泉 200円
宿泊 1,000円
計 3,562円
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