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2022年 春ツアー 3日目

起床

 素晴らしい鼻詰まりと目の違和感(目ヤニ)により起床、個室はかなり埃っぽいらしい。テントのほうが快適かもしれない。(そんなことはない)
 清々しい曇天で迎えた3月4日、朝食は快活の無料モーニングで食パン3枚をモグモグ。普段は4・5枚切りの食パンを食べている身にとって、6枚切りは頂けない。(頂いてるけど)ポテト北米の輸入遅延の影響で提供休止しているのは悲しかった……。

松山城

 城に特段興味はないが、せっかく松山に来たので散策してみることに。備中“松山”城(岡山)にすら行ったことないのに、先にここに来てしまって申し訳ない限りだ。(なお関係ない模様)「なぜロープウェーがあるんや」とか思いながら反対方向の入り口へ。すると、なるほど。思いもよらぬ激坂である。攻め入られぬようにだろうか。

 天守近くまで来たところ、想像以上の迫力に圧倒された。松山を一望出来るのも個人的満足度に大いに貢献してくれた。
 なお上まで登って来たが、入場料を払わないケチ臭さは健在である。(愛媛県民の皆さんごめんね)石垣が非常に立派で、坂を登って来た甲斐があった。

 しかし甘い物には目がない。ご当地名物に弱いのでしっかりいよかんソフトを購入。ほんのり酸味が残るスッキリした味わいだったが、バカ舌の私には何がいよかんなのかよく分からなかった。まぁ、アイスはどれも無条件に美味いのでヨシ。

チャリダーに遭遇

 実は松山城を散策しているときから、自転車用のタイツを履いてウロウロしているおじさんを目撃していた。その人が、自分の自転車の近くに停めていたのだ。話を聞くと、ママチャリで知床から沖縄まで船で移動し離島などを走行、沖縄でEVバイクを購入し九州を走破。四国に渡り、舞鶴まで行って北海道に戻るとのこと。11月から旅をしているらしい。EVとはいえ65歳、信じられない体力・精神力の持ち主だ。しかも日本一周ではなく、世界一周中(コロナで行けず国内旅)とのこと……。
 また、その様子をYouTubeに投稿しているらしいので、URLを乗せておく。家に帰ったら見てみようかね。

パニアは宿泊先に、前かごは分解したママチャリのものだそう
お手製ナンバープレート
YouTubeチャンネル名

↓YouTubeチャンネル

宿泊池選び

 今日は佐田岬方面へ向かう予定。須賀公園キャンプ場に連絡、するとコロナのため県外の人は利用できないとのこと。キャンプとかコロナ関係ないやろ……()
 ということで、次は室鼻公園キャンプ場に連絡。すると何もためらわず、どうぞどうぞとのこと。そうこなくっちゃ!
 後にこの展開が功を奏することになるとは、まだ知る由もなかった……。

昼食

 宇和島方面へ向かう途中、リンガーハットを発見。前々から行きたいと思っていたが縁がなく、ここまで来た。ご当地の物を食べるべきなのだろうが、リンガーハットの看板を見た瞬間、急にお腹が鳴り出したので立ち寄ることに。

 野菜不足になりがちなツアー中には有り難いが、どうせなら野菜たっぷりちゃんぽんにするべきだっただろうか。
 そんなこんなで再出発、美味かった。

ふたみシーサイド公園

 今日は風が穏やかで、海岸線沿いがとても走りやすい。しかし日が出ていないためかなり寒い。景色も霞んでよく見えないので、スマホから音楽を爆音で流しながら走行。タチの悪い走り屋みたいなことをしていたわけだ。
 途中、道の駅らしき施設を発見したので立ち寄ることに。こうしていちいち立ち寄ってばかりいるから到着が遅れるのである。

 恋人岬とか言うらしく、カップルの聖地らしい。その名の通り、砂浜一面3〜4組のカップルで賑わっていた。(まぁ平日×曇天なので……)微笑ましい姿を見ながら、静かにみかんジュースを飲み干した。ついでに伊予柑も買っておいた。

3つで180円
スッキリした甘さで美味しかった

下灘駅

 俗に言う“インスタ映え”とかなのであろうか、定番の下灘駅であるがあいにくの曇天。写真を取りに来ている人も結構いたが、微妙な雰囲気になってたことだろう。(知らんけど)

 あと、この上なく座りづらそうなベンチもあった。

らぶらぶベンチ

綱掛岩

 海岸線沿いに良さげな写真スポットを発見。デカい岩に縄が掛けられて、鳥居が乗っかっている。説明はまぁ立看板に任せるとして、海の色が綺麗だなぁ、と。

八幡浜

 温泉に入るべく、八幡浜に到着。

 てなわけで早速温泉へ。今日の温泉は八幡浜黒湯温泉 みなと湯。モール泉とか言うらしく、「お前ウソつけよ」ってくらい効能があーだこーだ書いてあった。まぁ、いつも迷信程度に受け流している。

ホンマか……?(失礼)

キャンプ場

 温泉から13km離れたキャンプ場へ。買い出しをすませ、できるだけ汗をかかないように、ゆっくりとペダルを漕ぐ。しかし思いの外激坂を登らされたせいで、結果汗だくになってしまった……。
 キャンプ場につくと、焚き火が見える。「こんな寒い時期に人がいる?!」声をかけると、「一緒にご飯食べます?」と。なんと優しい人たちだ。お言葉に甘えて焚き火を囲み、キャンプ飯を楽しんだ。ガチでいい人過ぎて泣いた。(泣いてないが)ちなみに、初めの話題は「彼女いるのか?」だった。チャリに乗ってキャンプに来るような変人に対して、もっと他に聞くことあるでしょう()

ミルフィーユ鍋

まだ生きてますよ、という生存報告でした。では、さらば。

本日の概要

走行距離 81.2km
獲得標高 639m
費用 飲食 2,617円
   温泉 600円
   宿泊 0円
計 3,217円

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