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30代後半、陥っていた「イノベーションのジレンマ」縮小版と、“プレ40代”に意識したいこと

先週に迎えた誕生日で、とうとう四十路へ大手!・・
というのが現実感をなかなか抱けないのですが(汗)、「どんな歳にしたいか?」と聞いてもらったときに、「守りに入らない!」と口走ったところ、怪訝な顔をされたwのを、、どうしてもまとめたくなり書いてみます。

30代後半は、ありがたいことに「成長」を感じられた時期でした。
それまではある種“辺境“で取り組んでいた仕事が、規模が大きくなったりメインストリーム的に扱われたり、陽の目を見たりする機会もおかげさまで増えました。

競争環境のなかで“持たざる側”や“ゲリラ”一辺倒から、(あくまで相対的に&小さな池のなかですが)逆のサイドから考える割合も高まりました。
そんななかで、“新しい技術の台頭”や“小さな事業者の勃興”といった現象を見たとき
、「あんなのうまくいくワケない」といった否定的な感情を抱くことが出てきているな、と気付きました。

当時やっていたメディア事業でも、なまじ短期間で伸びてしまっただけに、「順位が落ちたらどうしよう?」など、心配が頭をよぎる頻度も増えました。
トレンドの変化に触れた時も「この打ち手だと、規模感的に難しいのでは?」「確率的にどうなの?これまでのやり方の方が安全だよね」etc・・

合理的に考えて、変化を選択しない。
「こんなのおもちゃみたいだ」という言葉が連想された時に、「待てよ。これって、『イノベーションのジレンマ』の縮小版に、自分がはまっているじゃないか?」

※あっちなみに、規模感とか全く大きくても、攻め続けてる方は多数いらっしゃるし、今さらホント恥ずかしいですが。。

会社を譲渡しようと最後に決めたのも、そんな背景もあったのかもしれません。

口では「チャレンジ」「実験」と言いつつ、知らず知らず保守的になっていたマインドを、切り替えたい。
「持っているものを手放すことで、また違った景色が見えるのではないか?」と。

馴染みのないやり方も、フラットな目で観察すること。
新しい兆候に、真っ先に飛び込んでいくこと。
そして時代の変化を、面白がること。

そのために、居心地の良い環境にいすぎないこと。
学び続けること。自分の手で何かを作ること。

プレ40代(?)は、そんなことを意識していきたいなー、と思っております。

写真は、近所の美術教室に通い始めた娘から、「プレゼント!」と渡された工作でした。
スクラッチ志向の塊のような存在がそばにいるのは、良い刺激になるはず!です。

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