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第10章 6.友人の誕生日会の企画(2021/4~6 Blackboard Story)

 交流会で仲良くなった前園遥、
通称ゾノちゃんから連絡が来る。
 同じく交流会で仲良くなった
ショウさんのことで相談がある様子である。

ゾノ 「やほ!テル先生!」
テル 「お、ゾノちゃん、久しぶり~!
    どうしたの?」
ゾノ 「いやさ、来月、
    ショウ君の誕生日じゃん?」
テル 「ああ、そうだね!」
ゾノ 「せっかくだし、
    彼の誕生日会、企画しようと思うんだけど、
    よかったらどう?」
テル 「おおっ!面白そうだね!やろう!」
ゾノ 「ありがとう!
    あと、実はさ、アミちゃんも来月なんだ!
    2人の合同でやってみようかな、
    と思ってるんだけど、どうかな?」
テル 「そうなんだ!いいねいいね!」
ゾノ 「やった~!」
テル 「じゃあ、え~と、何から始めようか?
    場所とか、誰を呼ぶとか、
    あ、それと、料理だよね!
    料理はマキさんだね!」
ゾノ 「そうね!料理は彼女にお願いしよう!
    そして、場所なんだけど、前に使った、
    ピアノがあるスペースでいいかな?」
テル 「あ、あそこね!いいよ!
    てか、ゾノちゃん、
    クラリネットふけるじゃん?
    何か曲やってみれば?」
ゾノ 「実は、そのつもりでいたんだよね!」
テル 「お、さすが!」
ゾノ 「どんな曲がいいかな?
    アミちゃんはイエローモンキーが
    好きだよね!」
テル 「そうね!
    あ、じゃあ、特に何が好きか、
    例のアミちゃんの先輩に
    聞いてみるよ!」
ゾノ 「ありがとう!」
テル 「あと、ショウさんは、
    supercellが好きだよね!
    『君の知らない物語』とかどうかな?」
ゾノ 「いい曲~!
    いいね!そうしよう!」
テル 「いやー、考えるの楽しいね!」
ゾノ 「そうだね!」
テル 「あ、じゃあさ、誰呼ぶ?
    俺の周りなら、シンさん、石ちゃん、
    ミカンちゃん、ウミさんあたりかな?
    あ、でもここら辺って、
    実はまだアミちゃん、知らないよね」
ゾノ 「確かに~」
テル 「まあ、来週の謎解き会のときに、
    アミちゃんとか、そこら辺も来るから、
    是非、そこで交流を広めてほしいとは
    思ってるんだけどね~」
ゾノ 「いいね!」
テル 「まあ、それと、誕生日会、
    アミちゃんの先輩の徳永も
    呼べたらいいんだけど、
    彼、まだ外出が怖いらしいんだよね」
ゾノ 「そうなんだね~!
    私の方からは、サエちゃんかな?
    あ、それと、
    アキコさんって知ってる?」
テル 「ああ、1月の自衛隊飲みに行ったときに
    会ったことあるよ!
    あまりしゃべってないんだけどね」
ゾノ 「あ、その飲み会行ってきたんだね!
    その子も呼ぼうかな、って思てるんだよね!」
テル 「了解!いいよ!
    あ!じゃあさ、その子たちを誘うついでに、
    みんなのお祝いメッセージを集めて、
    ビデオレターも作ってみない?」
ゾノ 「お!グッドアイディア!
    作ろう!作ろう!」
テル 「いや~、何か、色々と
    楽しみが増えていいな!
    これ企画するのも楽しみだしな!」
ゾノ 「ん?なんか他にも楽しみがあるの?」
テル 「そうね、実は友人が所属している、
    推している劇団の舞台が再開するんだよね!
    久しぶりに観に行こうかな!
    って思ってるんだよ!」
ゾノ 「そうなんだ~!
    うちも演劇好きだよ!」
テル 「お!マジで?
    え、じゃあ、今度一緒に行かない?」
ゾノ 「行く~!
    あ、サエちゃんも演劇好きなんだよね!」
テル 「お!そうなんだ!」
ゾノ 「せっかくだから彼女も誘ってみようかな?」
テル 「いいね!みんなで楽しもう~!」

テル 「さて、じゃあ、みんなにラインを送るか!」

シン 「お!誕生日会!行く行く~!
    ショウさんのこと祝うぜ~!
    メッセージもいいの用意しておくよ!
    アミちゃんって子に会うのも
    楽しみだな~」

石橋 「誕生日会、いいね!
    ただ、動画の顔出しは恥ずかしいから、
    音声だけにしようかな…」

ミカン「お誘いありがと~!
    ただ、ゴメン、その日厳しそう。
    メッセージの方は誠心誠意込めて
    送らせていただきます!」

ウミ 「テル君、連絡ありがと~
    もちろん参加させていただきますね!」

サエ 「アミっちゃんって子、
    私、知らないけど大丈夫かな?」
テル 「まあ、あの子、打ち解け早いから
    大丈夫だよ!
サエ 「そうなんだね!
    じゃあ、参加させてもらおうかな!」

徳永 「そうだね~。まだ外出は怖いね~。
    まあ、メッセージは送るよ!
    なんなら、アミさんの
    バイト先の仲間にも
    何人か声かけてみるよ!」
テル 「ありがとう!
    あ、あとさ、そういや、
    彼女の好きな曲って何か知ってる?」
徳永 「そうね、『JAM』とか『パール』かなぁ」
テル 「なるほど!ありがと!」

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