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アレキサンドライトー取り扱い説明書-

【宝石名】
アレキサンドライト
クリソベリルの中でカラーチェンジ効果のあるものを呼ぶ

【鉱物種】
クリソベリル

【主な産地】
ブラジル、ロシア、スリランカ、マダガスカル、タンザニア

【カラーバリエーション】
青緑~赤紫
(光源によりカラーチェンジ)
評価は低くなるがブラウンがかったものもある

【モース硬度(擦り傷への耐性)】
8
モース硬度も高く靭性も高いためジュエリー加工に適している。

【劈開性(一定方向に割れやすい性質)】

そこまで強い劈開性ではないため強度はある。

【クラリティ(透明度)】
肉眼で見える内包物が見られることが多いため、アイクリーンになると高品質。

【一般的な処理】
特になし

【情報開示が必要な処理】
特になし

【取り扱い方法】
ダイヤ、コランダムに次いで強度の高い宝石のためジュエリー加工にも適している宝石です。
内部クラックなどがない限りは超音波洗浄などのクリーニングも問題ありません。

アレキサンドライトの評価はなんといってもカラーチェンジです。
劇的なカラーチェンジをするものほど評価されます。

カラーチェンジの顕著なブラジル産は人気があります、ロシア産は透明度の低い個体が多いのですがレア産地として人気です。
スリランカ産は緑色が強いのですがカラーチェンジは弱く茶色みがかっていることが多いです。

また稀にキャッツアイが見られることがあります。
劇的なカラーチェンジにまっすぐなはっきりとしたキャッツアイが見られる場合は希少性も高く評価されます。

昼はエメラルド、夜はルビーとも言われる宝石で、神秘的な色の変化が魅力です。