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「もし、あの時〇〇を選択していたら...」

日本各地でアメリカ大統領選挙について
色々なメディアで発信されていましたが、
「トランプか、バイデンか、」ではなく
「なぜアメリカの選挙は
これほどまでに盛り上がるのか?
そして、どうしたら日本の選挙も
アメリカのように盛りあげられるのか?」
をもっと発信した方がよくね?と
ずっと思っていた下澤悠太です。

菅さんが総理大臣になった時よりも
アメリカ大統領選挙の方が
日本国民が関心を寄せていませんでした?
#不思議の国のニホン
#菅さんは法政大学の大先輩


さて、今回も
『失敗の科学』という本の内容を
まとめてしまおうのコーナー第二弾です!

<第一弾>👇



いきなりですが、

「もしあの時〇〇していたら
どうだったんだろう...」

「あっちの選択肢を選んでいたら
どうだったんだろう...」

と考えたことはありますか?


誰しもが自分の選んだ道が
本当に正しかったのかどうかなんて
分からないですよね。

そんな

「〇〇をしなかったら、
起こっていなかったかもしれないこと」は
検証実験において「反事実」と呼ばれる

と本書で書いてあったのですが、

この事実とは別の可能性を考えることが
個人的にも結構大事だと思っているので、
今回の記事でまとめていきたいと思います。


ではさっそく深く考えていきましょう。


まずこの反事実を考えるときに
効果的なことと、そうではないことがあります。

まずあまり効果がないことを挙げると、
「あの時結婚していなかったらどうだったのか」
とか
「もしあの時転職していたらどうだったか」
というような
考えたところで現実が変わらないことです。

僕であれば
「もし法政大学を選んでいなかったら
今頃どうだったんだろう...?」
と考えることですね。

(「そんなことを考えても
しょうがないだろ!知るか!」ですよね)

つまり、
起きてしまった事実(変えられないこと)の
反事実を考えてもあまり意味がない
わけです。


では逆にどんな時に
反事実が有効なのでしょうか?

本書では

検証作業にとって反事実は深い意味を持つ。

と書かれていました。


例えば、
あなたがシュート練習をしていて
「どうしたらもっと強く蹴れるかな〜」と考えて
試しにいつもより軸足の置き所を
ボールに近づけてみたとします。

そうしたら
いつもより強いシュートが打てました。

「あっ なるほど! 
軸足をいつもより近づけたら
強いシュートが打てるのか!!」

と考えるのが普通だと思います。


しかし、
ここで忘れてしまいがちなのが、
だからと言って強いシュートを打つために
この軸足をボールに近づけることが
正解とは限らないということです。

もしかしたら
この時に強いシュートが打てた本当の理由は、
軸足の位置ではなくて、
いつもよりも腕を上手く使えていたから
かもしれませんし、

もっと言ってしまえば
逆に軸足を近づけずに遠ざけた方が
もっと強いシュートが打てていた可能性もある
ということです。
#そんなことを言いながら未だに強いシュートを打てた時の理由が解明できていない
#僕はめげないぞ


それこそ過去の成功体験に縛られてしまう人は
まさにこの反事実という考え方を
忘れている(もしくは知らない)人だと思っていて、

もちろんその人が頑張ってきたことで
成功したことは揺るがない事実ですが、
もしかしたら他の選択肢を選んでいた方が
もっと良い成果が出ていたかもしれない
ことを忘れてはいけないと思います。
#成功体験に縛られてしまう理由は他にもありますが

そう考えてみると
この思考を持っているかどうかって
結構重要そうじゃないですか?


そんでもって
もう少し深く考えてみると、

もしあなたが
『人生は試行錯誤(実験)の連続』
として捉えているならば、

たとえ上記で書いた
反事実を考えることが効果的ではない
今さら変えられない「たられば」の事実も、
次の大きな決断をする時の糧にできる
といえそうです。
#伝わっていますか

「あの時にしっかり考えないで決断したことで
今になって〇〇を後悔しているから、
もし次に大きな決断がある時には
しっかり客観的な視点も加えて決断してみよう」

と考えることができれば、
変えられない過去を
次の成功のための土台にできるわけですね。

つまり
"理論上失敗はない"
ということになります。

#なんかいい感じに言っていますが
#実は反事実の内容から
#少し脱線していることをお気づきでしょうか


また、
反事実を考えることが習慣になっていると
「もっと!もっと!」というように
向上心も高まるような気がしています。

何か一つの成功を体験したとしても
「もっと良い方法があるんじゃないか?」
と模索できるキッカケになると思います。


ということで、

今、自分が成功だと思っていることが
「本当に成功なのか?
もっと良い方法があるのではないか?」
と疑ってみることや、

普段の練習などでチャレンジするときに
別の選択肢を考えて、
何が本当の正解なのかを考えてみることから
始めてみようと思います!

才能というものを持ち合わせていない僕が
今後生き残っていくためにも
誰よりも頭を使わなきゃいけません。

なので誰よりも考えて
色々なことから吸収して成長していきます!
頑張ります! 強くなります! やったります!


現場からは以上でーす。

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