見出し画像

英会話カフェに行ったよ

字幕でハリーポッターを見たらなんとなく喋れる気になって、英語がんばろうスイッチが入って英会話カフェに初めて行ってきた。

「英会話 横浜」と検索したら、5分後に横浜のカフェで英語で会話するイベントが始まると書かれていた。とりあえず考えるよりやってみたほうが早いと思い、予約と書かれたボタンを押す。

幸いなことに改札から2分くらいのところに位置していた指定された場所は英語に特化したという印象はなく、至って普通のカフェだった。

カフェに入店して英会話教室的なノリのそれらしき女性に話しかけると、席に案内された。席は大半のカフェがそうであるように4人掛けのテーブルで構成されており、なんとなく元気が無さそうな印象の男性、どうぶつの森のしずえを彷彿とさせるような主催者の女性、アジア圏顔の男性と僕だった。

「それでは始めましょうか」の一言で、英語ベースの会話が始まる。たまに分からない言葉はあったが、なんとか相槌は打てた。

話していくとどの人も個性的だった。一番印象に残ったのはアジア圏顔の男性。医療品メーカーの社長らしい。昨日が60歳の誕生日だったそう。

"What is your resolution this year?"

今年の抱負として、その男性は「オープンウォータースイミング」という福岡の海で行われる競泳の国際大会に出ることを掲げた。

社長になる人はやることが違う。

と思ったが、よくよく聞くと、出ると決めた理由がめちゃくちゃ面白い。その大会は階級があり、年齢ごとに分かれているらしい。昨日60歳になったばかりだから60代部門の中でも自分が一番有利だと踏んで出場するらしい。ユニークな生き方が逆にかっこよかった。



英語のいいところはかっこいいところかと思っていた。しかし、いざ久しぶりに使ってみるとと、その他の魅力にも気づく。

初めて会うおじさんから水泳大会の話を聞くなんて日本語ではなかなか出来ないだろう。目上の人とそんなに会話が弾むことなんてそうそうない。でも英語だとそれが不思議とできていた。

英語の一番の価値は、敬語がないことだと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?