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思い出させてもらう

141日目

思い出すのではなく、
思い出させてもらえる存在や場所があること。

同級生や、
昔一緒に働いていた仲間、
よく使っていた道、
通っていた場所もそう。
思い出そうとしなくても、その、そこの存在だけで思い出させてくれる。

日々の生活で忘れていたり、抜けていたり、
大切な何かがそこに眠っていたりする。
過去を振り返るみたいで、望まない人もいるかもしれないが思い出すことではなく、思い出させてもらえることは大事なことのような気がする。
脳の訓練といえば軽い言い方になるが、
辿ることで今の自分が何故そうなっているのか考えるキッカケになったり、
分かっていたようで抜け落ちていた感情や感覚があったり。
自分自身では触れない部分を誰かや場所が触れさせてくれる。
狙っていないなんとも言えない心地。

良いも悪いも、
たまに思い出させてもらうことでより人間的な気持ちになれるからこそ、人の気持ちが分かるようになる。

たまには思い出させてもらうのも決して悪くない。


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