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冬の海

自然環境リテラシー Y 12/27.28

今回も自然環境リテラシーに行ってきたのでそれについてお話ししたいと思います。今回は三重県紀北町にある古里海岸というところで実習を行いました。夏以来のカヤックに乗るということで沈しないかとても心配していました(笑)。夏の海とは違って水温は低いだろうし、そのあとに風にあって体温が奪われるのも危険だと聞いていたのでとても緊張していました。

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一日目の朝、起きて外を見るとこんな景色が。。。もう最悪です。古里海岸もこんなだったら嫌だなと思いながらの移動でした。しかし、古里海岸のほうは雪が積もってなかったので良かったです。シーカヤックには乗りませんでしたが。

二日目

この日は夜にぐっすり寝れたので朝早く起きました。そこで友達と近くの高台まで行って日の出を見てきました。めっちゃ綺麗でした。

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天気はほどほどに良くて気温も低いわけではなかったのでシーカヤックに乗りました。僕は初めて二人乗りの【タンデム】に乗りました。タンデムは一人用のと異なり漕ぐのがとても簡単でした。気持ち的には半分くらいの力で進むことが出来ました。しかし、その分進行方向を制御するのが難しかったです。右に行こうとしたらその方向に行きすぎ、それを直そうとしたら左に行きすぎたりととても大変でした。

今回の実習で一番学んだことは風の恐ろしさです。シーカヤックの関連する部分だと追い風が強いとき、進みやすくはなるのだがその分操作がきかなくなるんですね。僕たちも操作がきかなくて岩にぶつかりかけることが何回もありました。単純に怖かったですね。全員がシーカヤックを完璧に操作できるわけではないので、近くの漁港に緊急上陸させていただきました。そうしないと危険という判断に至るほど風というものは危険ということを身をもって知りました。

次は風と体温についての話をしようと思います。風というものはとても体温を奪っていきます。とても寒くても風がない状況であれば防寒をしっかりとすれば全く問題はありません。しかし、風があるだけでまったく違います。めちゃくちゃ寒く感じます。これはシーカヤックにとても大きく関係することです。シーカヤックから乗り降りする際、どうしても海水に足がつかります。その状態で風に吹かれると一気に足から体が冷えていきます。これが風の怖いところです。しかし、濡れた服を着替えることでだいぶ冷えを防ぐことができます。着替えは大事です。それでも寒いものは寒いですが。

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焚火から離れることが出来ませんでした。

今回で最後のリテラシー実習。アウトドアでの楽しみ方を学ばせていただきました。僕は普段外で何かをする、特にアウトドアで遊ぶということをすることがなかったのでこのような実習はとても貴重な体験だったと思います。特にシーカヤックはやる機会があまりないと思うので行うことが出来てよかったです。さらに僕はこの実習で成長することができました。使ったこともない料理道具や災害用トイレ、防寒、風の恐ろしさなどを身をもって学ぶことが出来ました。このような経験をさせてくださった先生方やインストラクター、リーダーの方、ありがとうございました。このコロナ渦での楽しみ方はいろいろだと思います。ぜひ、アウトドアでの楽しみ方をnoteを通じて知ってもらいたいです。

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