[詩] 中一日

今がいくつになって、
叱られた手のひらは
恋慕の余りをくぐり抜け
相性の その全てと少しの間
休めたら
一日中
子供だった 子供の
中一日は
おとこの太腿の、そのうえではひとづてに
いちから寝過ごして
稚気の水溜まり いくじなし
恋人は泣いている

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