来たる未来は大リストラ時代?
私たち、十代、二十代の世代が老後を迎えるとき
待っているのは明るい老後生活でしょうか?
これからの数十年で社会情勢は大きく変化します
それは一体どういうことなのか三つに分け説明していきます。
①自分だけに頼らなければいけない時代
②日本人の価値は下がる?
③AIは確実に仕事を奪う
①自分だけに頼らなければいけない時代
会社は従来通りあなたのことを定年まで守ってくれるような存在であり続けると思いますか?
その可能性は薄いかもしれません
国は70歳までの就業機会の確保を企業の努力義務とすることを決定しました。
これはどういうことか
つまり、働く意欲のある高齢者にたいしてはまだ会社で面倒をみてねということですが
会社の身としてはいくら働けるとはいえパフォーマンスはとっくに下がり切っているのに、年功序列では最高レベルの給料を支払わなければなりません。
そもそも年功序列や終身雇用は景気がうなぎ上りだった時の制度
それが現在においても続いているということは、いつ崩壊しても
おかしくはないのです。
事実経団連は、日本型雇用(一括採用、終身雇用、年功賃金)について「時代に合わないケースが増えてきている」と指摘しており
現行制度の見直しを強調しています。
また2019年の6月金融庁の老後2000万問題について
様々な批判などがありましたが、実際にこの金融庁の報告書では
一般的な無職の高齢夫婦が公的年金のみで生活した場合一月当たり平均で約5万円の不足が発生するとし、老後20年~30年生活する場合1300万~2000万円が不足するとしています。
この数字を批判するのはいいですがそういった時代が今後来るというに目を背けていては大変なことになるかもしれません
② 日本人の価値は下がる?
これはどういうことかといえば、優秀な外国人の流入です
少子高齢化に伴い、働き手となる世代は次と減少しています
そんな中、コンビニ 工場 介護などの現場においてすでに外国人労働者の力なくしては店舗経営などが立ちいかなくなっています
また外国人雇用によって全体的な賃金は上がりません
外国人労働者の特徴として彼らは、働く意欲が高く、勤勉です。
しかし当の日本人が現状に安心して向上心を持たず、スキルを身に着けようという努力をしない上に高収入を求めるのであれば
彼らを積極的に雇用していこうというのは当然の考えだと思います。
さらには今後、企業の中枢や戦略室などにも外国人が入ってきます。それは圧倒的に外国人の方が、仕組みをを作る能力やマネジメント力が高いからです。
レールに敷かれた勉強しかしてこない日本式の勉強ではなかなか太刀打ちできないというのがどんどん現実になってきます。
ポテンシャルも能力も高い外国人と比べられて日本人が今後も楽に職に就ける時代がいつまでも続くのか
今一度考えなおす時期が来ています
③AIは確実に仕事を奪う
AIによって仕事がなくなるということは、前から言われていましたが
これは確実だといっていいでしょう。
具体的に、銀行などでは新入社員を増やさないなどとして人員削減を始めています。
この背景には、AIによる窓口業務の効率化などが行われており、
単純作業における人員削減がどんどん行われています。
つまり考えて仕事をできる人しか求められないのです。
株式会社というのは株主にあります。
上司や社長ではありません
そのため会社が効率化より求めていくのならば業務は自動化していくのが当たり前です。
もし自分が機械にもできる「作業」しかできないのなら、その職を失うことになるでしょう
会社に利益をもたらせる「仕事」ができる人材のみがの残ることになります
代わりの利く「作業」はすべて自動化され
代わりの利かない「仕事」をもとめられる時代が来ます
以上三点のような社会情勢の変化が既に着々と進んでいます
こういったなか、私たち個人に求められるのは「個人で稼げる力」
すなわち独立や、稼げるスキル、より高いレベルの仕事をできる力を身に着けるべきといえるでしょう
いづれにせよ与えられた仕事をマニュアル通り行うことしかできない以上、いつリストラされてもおかしくない時代がやってきます。
そのための勉強を日々怠らず自らの価値を高めていきましょう