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HRハッカー

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採用、組織にまつわる「HR」の幅広いテーマについての記事を書いていくマガジンです。人事・経営者の方はもちろん、求人のセールスやコンサルとして活躍していきたい方の参考にもなれば幸い…
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記事一覧

Indeed運用で確認しておきたい31個のポリシーと9つの求人掲載基準

「Indeedに求人が掲載されなくなった!どうしよう…」 「Indeedでもっと効果を上げるにはどうすれば良いか」 「Indeedの求人って掲載基準はあるんでしょうか?」 Indeedを利用して採用する企業が増えてから、様々なご質問をいただく。 わかる範囲でご返答するも、正直わからないことも多い。 ルールをつくっているのはIndeed社なので、我々はIndeedの定めたルールの元で運用するしかない。 Indeedはアルゴリズムを公開していないからわからない と言われて

【国勢調査】全国市区町村別✕男女別✕年齢別×産業別労働人口データを採用に活かす【スプレッドシート付き】

「●●エリアに住んでいる、△△な人を採用したい」と考えたとき (果たして、そのような人は何人くらいいるのだろう?) と、疑問に思うことはないだろうか? 「採用にマーケティング的な考えで取り組もう」と提案しているにも関わらず、そもそも対象となる求職者の数も確認しないまま、理想の人物像や募集要件ばかりをヒアリングしていると、段々と不安になってくる。 マーケティングにもリサーチがあるのだから、採用でもジオグラフィック、デモグラフィックといったセグメントの考え方をもっと取り入

採用広報コンテンツ企画を30分で500個以上考える方法をご紹介

採用広報のコンテンツを考えるのは手間が掛かる。 採用サイトやSNSで求職者向けのコンテンツを発信しようと考えたけど、いつの間にか更新が止まってる… そんな人事・広報担当の方の声も数多く耳にする。 たしかに、今の人事は忙しい。 昔のように求人広告代理店やエージェントに依頼して候補者を待つだけでは、良い人材はなかなか採用できない。 トップや社内のメンバーを巻き込み、自社の事を説明するコンテンツを用意し、多くのメディアで広報を続け、多くの候補者と接点を持つことで、やっと採用で

【2024年7月】Googleしごと検索について改めてまとめ直してみる

2018年の年末から日本でもサービスが始まったGoogleしごと検索。 当時は「Googleがついに求人サービスに参入!Indeedは大丈夫か?」なんて騒がれたもの。 2024年6月末現在。Googleしごと検索(旧Google for jobs)はどうなっているのか?改めてまとめ直してみる。 Googleしごと検索とは何か?改めて確認Googleしごと検索はGoogleの検索結果画面に表示される求人情報データ。 「求人」「バイト」「派遣」等、 仕事に関連するキーワー

採用だけじゃない!人手不足の4つの要因と5つの解決策

「人手不足なので、採用を強化したい」 というご相談に対してお応えするのがわれわれ人材会社の役目。 その人材会社が、「採用だけじゃない」と自分たちを否定するようなことを言うなんて。。。と違和感を覚える人もいるかもしれない。 人事採用担当の方々は、日々現場やトップから 「とにかく人が足りないから採用してほしい!」 と日々プレッシャーかけられている(とよく聞きます) ただ、こちらを見ていただきたい。 ご存知のとおり、少子高齢化の日本では労働人口は確実に減少している。 当然

中小企業でも大手に勝てる!採用マーケティングのABC戦略

「大手が強くて、ウチみたいな中小企業では採用で勝てない・・・」 そんな話を聞くことは多い。たしかに、安定と高い給与、充実した福利厚生を求めて大手企業を志向する求職者は一定の割合で存在する。 しかし、どんな時代・どんなジャンルにおいても、小が大に勝つ"ジャイアントキリング"は起こっている。それなら当然、採用においても中小企業が大手企業に勝つ方法はあるはず。 ということで、この記事では小が大に勝つ採用戦略について考えてみる。 まず戦っている場所を知る採用には、仕事を探して

4つのモチベーションリソースを活用した求人原稿作成テンプレート

採用広報の中で、もっとも重要なコンテンツは何か? と聞かれれば、迷うことなく「求人原稿(募集要項)」と答える。 求人原稿には、仕事を選ぶ上で必要かつ十分な情報が詰め込まれている。 世の中にある求人メディアのほとんどは、求人原稿だけで構成されている。 また、求人検索エンジンも求人原稿を一括で検索できるサービス。 つまり、これは募集要項だけでマッチングが成立することの証明でもある。 裏を返せば、自社採用でも求人原稿・募集要項がきちんとつくられていて、その求人原稿を求める人

採用広報は5W1Hで考える

採用広報とは、採用を目的として求職者に向けた広報活動のこと。 つまり、Indeedに求人募集を出したり、noteでブログを書いたり、新卒学生向けにInstagramを運用したり、就職フェアに出展したり…こういった活動はすべて採用広報となる。 理解はできたけど、採用広報って具体的にどうやって進めていけば良いか? 質問されることも多い。そこで、まずは採用広報の全体観を5W1Hでイメージしてもらう。 採用広報の5W1Hとは?5W1Hとは、「When(いつ)」「Where(どこ

意外と知られていない求人ボックスの効果改善方法

IndeedやIndeed PLUSの情報ばかりが話題になる今日このごろ。 だけど、求人ボックスも最近良い感じになって来ているので記事にする。 2023年末に調べたsimilarwebのデータを見ると 月間ユーザー数:9,387,000 平均滞在時間:6分47秒 平均ページビュー:7.06 直帰率:30.52% と優良なアクセスをかなり獲得できていることがわかる。 2023年から応募する際にユーザー登録が必要になったことで一時期応募率が激減したが、最近はかなり元の水準

採用は投資、育成は運用

人的資本経営という言葉は2023年の人材業界バズワードだったそうで。 つまり、人材(人財)を人件費の発生するコストではなく、価値を生み出す資本・資産であると考えようよ、という言われてみれば当たり前の話。 それならば、金融資産運用と重ね合わせて理解すればわかりやすい。つまり、人材という資産を獲得するのが採用であり、獲得した資産を運用するのが育成ということになる。 採用は投資採用業務を人材を調達する投資と考えるなら、ベストな採用戦略とは何か? まず考えるべきは、いつ採用す

【2024年8月度】全国主要求人メディア月間ユーザー数を調べてみた【ランキング】

Indeed PLUSがはじまって求人メディアのあり方自体が大きく変わった2024年。求人メディアの勢力図も大きく変わりつつある。 また、Indeed一強となりつつあるなかで「Indeed以外の採用手法を確保しておきたい」というニーズも徐々に大きくなってきている。そこで、改めて従来型の求人メディアや新しいタイプのメディアへの注目が高まっている。 どの求人メディアが自社に合っているか?は業種や職種、会社によって違う。また、内容や条件によっても応募効果には大きな差が生まれる。

ユーモアはセンスではなくスキルでしかないと思う

「あの人は笑いの才能があるよね」 「彼はユーモアのセンスがあるね」 といった言葉をよく耳にする。 でも、人を笑わせることは本当に生まれながらの才能なんだろうか? たしかに、子どもの頃からクラスの人気者で、いつも笑いをとっている人はいる。だけど、個人的にはデザインやプレゼン、スポーツと同じような一つのスキルなんじゃないかと思う。スキルである以上その背景には理論があり、練習で技術を磨くことができるはず。 ユーモア・笑いのスキルを身につけることができれば、 ▶お客さんとの

採用のKGIとKPIはこの29個を見ておけば良さそう

採用目標は会社ごとに色々あると思うけど、採用のKGIやKPIは設定されているしょうか? KGIとKPIについて改めて確認すると KGIとは KPIとは 「ウチの採用状況は良いの?」「ウチはなぜ採用できないの?」といった進捗や歩留まりを確認するためには、適切なKGI・KPIの設定が重要となるわけだ。 例えば、採用数10名を目標として掲げた場合、KGIを採用数10名と設定する。そして、10名の採用を達成するために、30名の応募が必要ならば応募数30名というのをKPIとす

採用サイトは持ち家か?賃貸か?100個の項目で検討してみる

持ち家か?賃貸か? 昔から議論されているテーマである。(個人的には賃貸派だ) 採用サイトにも『"持ち家"or”賃貸”論争』があるんじゃないか?と感じたので、その話を記事にする。 採用サイトの"持ち家"と"賃貸"とは? オウンドメディアリクルーティングという言葉が広く普及して、 今や多くの企業が自社の採用サイトを持っている。 そう。採用サイトを自社で"所有する"のが持ち家である。 では、採用サイトの賃貸とは何か? 毎月の家賃(利用料)を払って採用ページがつくれるA