テラフォーミングマーズ弱い企業の戦い方その1

画像1

前回は企業によって強い形の作り方を学びました。今回はいわゆる弱い企業とされる企業でどのように戦えばいいのかを解説します。今回紹介するのはTier Lank でDと評価した企業です。基本的にはこの企業で戦うのは避けたいのですがドラフトで強い形を作れなかった、もしくは、弱い企業しか手札にないという状況で、どうしてもこれらの企業を使ったほうが勝率が高いだろうと考えられる局面は存在します。

1 国連火星動議 この企業は、ターモイル環境でさらに弱くなりました。つまり、Red が党首をとると状況は厳しくなります。特にSeptemがいる場合は、Redに多くはいられることになります。さらに、初期金の少なさは、致命的な問題です。カードを多くキープすることはできないので、かなりのショートゲームを志向することになります。マイルストーンにTerraformerもしくは称号にBenefactorがある場合、かつTRを上げる安いイベントカードが必須です。イベントを打つ回数も多いので、タグが少なく後半に息切れしやすいという特長もあります。温度を上げるイベントを打ちながらほかのプレイヤーの植樹を邪魔しながら点数を稼いでいくほかないでしょう。

2 ポリフェモス この企業は初期金以外に目立った長所はありません、カードを多く買うことはできないので、チタン算出を上げながら高い出力を持った宇宙カードを多くプレーしていくことになりそうです。プレリュードもしくは初期ドラフトで、チタン算出を確保し、専門家を早めに主張し、宇宙カードを打ち続けるのがよさそうです。

3 ストームクラフト 称号に多くの適性を持つ企業です。滞空卿もしくは外縁入植者ひょっとすると分散投資家などにも届くかもしれません。しかしながらロングゲームを志向する場合息切れになりやすく、ショートゲームでは、自力でのゲームを終了させるだけのパワーを持っていません。しかしながら、重水素の輸入など浮遊体を載せる企業効果と強いシナジーがある場合は例外です。これを生かして、ロングゲーム、ショートゲームハンドと相談して方針を決めることになりそうです。

4 アフロディーテ 初期リソース自体はそこまで悪くない企業で、タグも非常に優秀です。しかしながら、ショートゲームにするにはゲーム終了条件に関係ない、金星に触れることになり、ロングゲームにするには、植物算出をうまく生かし切ることはできません。初期ドラフトで金星動物、金星昆虫などといったカードを見かけたときに採用し早期終了を目指すか、金星カードを大量に抱えてそこで勝負することになりそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?