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生まれ変わったあの日②(ニュージーランド留学編)


ニュージーランド長期留学


高校受験
進路を決める時期に突入

イギリスで感じたことの全てと、今度こそ外交的な自分になって友達をたくさん作りたいという願望が
ニュージーランドへ1年間の長期留学をすることを決意させます。

高校では、留学制度を持つ英語学科に入学。
中学生のころとは違い、専門的に英語を学びました。文法、発音、英語表現、世界情勢と多角的な授業がいっぱいあり、厳しくとも優しい教師陣に囲まれながら1年間日本でビシバシ英語の基礎を叩き込み、留学に臨みました。

ニュージーランドは、厳格で厳かな雰囲気のイギリスとは違ってのどかで自然そのもの。。(癒された~)




一歩外に出れば羊、牛がいっぱい!
このニュージーランドという新たな地で、1年間
目標に向かって頑張ろうと固く決意します。


なにか失敗してしまったり、恥ずかしい思いをしても、1年後には日本に帰るし
もうここにいる誰とも会うことはないと極論思っていたので、
どこにいても、当たって砕けろ精神でとにかくどんな人ともコミュニケーションを取ることを心がけました。
特に難しかったのは、学校での一緒にランチを食べる友達作り。


学校では、もう現地の生徒のグループが決まっていてかたまっているところに話しかけて輪に入るのはすごく気まずかったし挑戦でした。


それでも、自分の素を出し続ける実践を色んな人にした結果、自分を面白いと無条件に一緒にいてくれる人がいるということに気がつけました。


私がヘマをしても、変な行動をしてしまっても
笑って受け入れてくれる存在がいるといことがすごく嬉しかったのを覚えています。そして、段々と人との距離の取り方が分かるようになっていきました。


その事実が自分の中で自信となって、堂々と話せるようになり、結果、現地での友達や日本人の友達を作ることに成功し、
周りから明るくなって変わったと言われるまでになりました!
何より、自分の素を出して話して、人とコミュニケーションを取れるようになったことはとても大きいことで、同時にどんなテーマでも英語で話すようになれました。

そして、あっという間に1年間が過ぎ、ニュージーランドに涙の別れを告げて、日本に帰国します。

しかし、ニュージーランドの長期留学を終えて、私は完全にバーンアウトしてしまいます。

自分にとって大きな目標を達成してしまって、原動力となっていた何かが急に心からしゅんと消え、
完全に人生に対する熱意やモチベーションみたいなものを失ってしまったのです。

待っていたのは、やる気のなくなった私と大学受験

自分はこれから何をしたいのか?どうなりたいのか?何もわからない
絶頂期だった留学生活から、地の底まで人生が転落していきます。

第1志望ではなく、なんとか滑り止めに合格したものの
私は、大学生の時に摂食障害になりました。

根底にあったのは、自分自身をありのままに認めてあげれなかったことの積み重ねだったのだと思います。自分の欠点ばかりを見つけて、世間が認めるような理想の自分になりたいと強く思うばかりに、無意識に今の自分を否定し押さえつけていました。

毎日が生き地獄で、出口なんて見えなくて
途方に暮れる毎日


そんな地獄みたいな日々に、一筋の光が差し込んだ出会いが訪れます。

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