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「コーヒー抽出におけるお湯の注ぎ方」

コーヒーの味わいは、素材、焙煎、抽出によって変化してきます。

抽出においては、その豆の状態、抽出する環境(主に水)の影響が多いように思います。

カフェやコーヒー屋さんでは、日に日に変わる豆にどうアプローチしていくのかが、難しいところになってきます。
あるときは今までのレシピを捨てて、他のレシピにアップデートする必要もあるかもしれません。普段は未抽出よりに抽出していても、過抽出に抽出した方がいい日もあるかもしれません。
コーヒーが変わったら尚更です。

その実験のようなアプローチができることもコーヒーの魅力の一つではありますが、何で決めるのか、何が正しいのかを追いかけて、迷路に迷い込むことあります。

コーヒーを抽出する際、挽き目やレシピ、湯温、時間がとても大切というのは、コーヒーを好きな方なら知っていることだと思います。

今回は家庭でいれるコーヒーをイメージして、1杯分を抽出しました。

10gのコーヒーに対して、150gのお湯を注湯しています。
落ちきるのが約1分40秒。
蒸らし後は一回で注ぎ切っています。

今回は豆が中深煎りで時間をかけなくても、しっかりと成分と濃度を引き出すことができたので、この時間でした。

難しくなってくるのは、蒸らし後何回かに分けて注ぐ場合です。

回数を増やすと、透過式特有のコーヒーから次々に成分を抽出することになるので、過抽出より、行き過ぎるとえぐみが出てきます。
浅煎りのときにはいいかもしれません。もしくは、挽き目が粗い場合など。

成分が出やすい状況で回数を増やすと、ビター感やえぐみを感じやすくなります。もちろんそのために、湯温を下げたり、粒度を粗くするのも一つの手ですね。

今の抽出がどこにいて、味わいはどうなのか、何が良くないのかを知ること。そして、それを言葉にできることができれば、きっと次のステージに向かえるはずです!

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