思われることはもうそこに在る

私が、それを、認める以前にもう、それは、思われて在るものであり、それを認めることが、できないでいるのは私がそれを否定する何かをそこに持ち続けて在るからなのだ。だから私はその蓋を取り除いてちゃんとそこに思うがあるのを、知ってあげることが、できればもうそれで、そこにはもう、それが在る。それが動く。それが顔を出す。のぞかせる。だから私がやることはその蓋を外してやること、檻からわたしを出してやること。そうして自在にしてやること。そうであることを、認めることだ。ただそれだけのことである。

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