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趣味はなんですか?休日何してる?という質問がめんどくさい|意外とみんな暇かもしれない

はじめましての人と話すとき「趣味はなんですか?」「休日は何をしているんですか?」という質問がよくされる気がする。特に職場で。

例えばそこで「野球観戦が趣味で」とか「先週末は〇〇でゴルフを」等と回答すると、好きな選手は誰か、とかスコアはどれくらいだという話で会話が続く。

子どもがいる人は休日にキャンプに行ったり遊園地に行ったりしているので、それもまたどこのキャンプ場がいいとかで盛り上がっている。

私はコロナ前はしょっちゅう旅行(主に海外)に出かけていたので趣味といえば旅行と答えることが多かったが、それ以外だと「読書」が趣味であり、読書が趣味だと答えてもあんまり話が広がらない。(時々本好きに会うこともあるが、好きなジャンルが違うと盛り上がらない)

それに、「趣味がない人が仕方なく答える趣味」みたいでなんだか恥ずかしく、この手の質問はうまく交わして相手の話を(例えば相手の好きな野球チームとか、野球経験とか)掘り下げることにしていた。

ところがアラサーになって(職場以外の)周りの人と話すと、意外と皆「「休日にやることがない」という。友人の一人は「強いていえば旅行が趣味だけど、旅行は誰でもするし…」とのこと。コロナで外出自粛が続いたせいもあるかもしれないが、お家で動画配信サービスを観たり、ジムに行ったりするだけで終わるらしい。

ただ、「暇だからどうしよう、予定を埋めなければ、人と会わなければ」と焦っている人と、予定をいれずのんびり過ごすことを十分に楽しんでいる人と二極化している。

人生を豊かにするためにはアクティブな趣味を持つべきだと、思っていて、私もせっせと外に出かける時期もあったが、別にそんな無理に外に出て行動する必要はないのかもしれない。

必ずしも外出予定をいっぱい入れる必要はなく、「英気を養う休息」が上手にできること、「自分を退屈させない方法」を知っていることのほうが重要だ。

先の休日のカレンダーが空白でも、無理に埋めることはせず、気が向いたときに、ポツポツと予定を入れていくようにしたい。

まぁでも、今度ビジネスの場で「趣味は何ですか?」という質問に対しては、めんどくさいので「旅行が好きです」とサラッと答えて、違う話に移ろうと思う。


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