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最新曲の制作過程です。その1

先週は私が3歳のころに亡くなった祖父の50回忌法要に絡めた仏ゾーンの旅に出かけていました。法要は滋賀県、見仏は奈良、京都。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいますね。


この話は置いといて、私はStudio oneというDAWを使って音楽制作をしています。ギターを中心としたインスト曲を主に書いています。
https://soundcloud.com/yutaka-hirai/tracks

自分の中で作曲のマンネリを避けるためにアプローチを変えてみたりします。ドラムのパターンからリフをつくったり、変拍子を使ってみたり、YouTubeで音楽理論を勉強してみたり、自分の人気曲のコピーだけは創りたくないですから色んなことを試します。

今回紹介したいのは、もうほとんど完成しているのですが、生みの苦しみというか、何度もあきらめそうになったけれどそこを乗り越えて創ることができた曲の制作過程です。

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Native Instruments社のKontaktのこの音源が気に入って、少しいじっているうちに上記のフレーズができました。指一本で和音が出るようになっているのですが適当に和音を弾いてみると不思議なコードを生成してくれまして、怪しい雰囲気いっぱいになりました。

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次に加えたのがこのピアノ音源。グランドピアノの横に長く伸びている部分が床下に伸びたような楽器なんでしょうか、弦の響きが生々しいのが良いんです。

さて、ここにどのようなリズムをつけていこうかと今度はStudio oneに収録されている膨大なドラムループから何となく探していきます。いろいろな音楽スタイルでまとめられているのですが、自分が普段使わないもしくは聴かないようなジャンルから新しい出会いを求めて探してみます。スローな曲調なのかはたまたアップテンポなのか模索しながら音を鳴らしていきます。これもなかなか楽しいのですが、上物に出会わないとかなり辛くしんどい作業ですね。

そんな中、出会ったのがこの二つのループです。ダブステップというスタイルの中から選びました。

このループを組み合わせて何となく雰囲気がつかめてきたのでベースを入れます。

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これは初めて使います。リッケンバッカーベース!!!音が太くてかっこイイ。はっきり言って私の場合は打ち込みよりも弾いてしまったほうが早いのですが宝の持ち腐れも嫌なので試してみました。打ち込み臭さをなくすためにいろいろな工夫がなされていて使いこなせれば戦力になりますね。

そうしてできたイントロ部分はこんな感じになりました。

私は週末に創作活動をしています。このデータをDropbox経由でiPhoneに送り通勤途中や運転中に再生して次の展開やら何やらを考えて、次回に生かすようにしています。一人でいる時間が多い運送系の仕事はぴったりといえばぴったりです(笑)

ここからアイデアの枯渇、なんかあのバンドっぽい曲調じゃんというのがうじゃうじゃでてきて苦行が始まります。

今回はここまでです、ありがとうございました。


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