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俺の60のキーワード【7.昭和】

今年(2021年)は昭和96年とのこと。私は昭和36年生まれで青春時代を昭和で生きてきたわけだが、一言で言うと恵まれた時代に育ったと言える。父親(昭和9年生)母親(昭和10年生)は戦争で親族が亡くなり、自身も空襲を体験している。その後の復興期にはがむしゃらに働き、家族ができ、右肩上がり経済を享受してきた。俺もその恩恵に預かり、生活に困窮することもなく成人になり、就職し、バブルに突入、一時ポール・スミスのスーツばっかり着てた。笑

写真にあるように巨人の星世代の俺は小学生時代は野球に没頭し、親父と王・長嶋がいる巨人対江夏、田淵がいる阪神戦を後楽園で見たりすることもできた。内容は覚えていないがスコアブックはつけていた!ともかく放課後は野球やってたなー。

音楽的には1970年代、80年代のロックをリアルタイムに聴けていたことがタカラだな。映画も。なんとなくデジタルで失ったったものがそこにはある気がしてる。ここ数年でアナログレコードを聞き出しているのもそう。

昭和はカルチャーもビジネスも政治も、ともかく手探りで未来を切り開こうというエネルギーが溢れていた気がする。日本の子供の自己肯定感は世界でもかなり低いわけだが、昭和の時代はそんなことなかったような気がする。自己肯定感がないとエネルギーは生まれにくいよね。

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もしかしたら平成で失われてしまった「日本らしさ」や「日本的な価値観」を今一度考えてみることが必要なのかも。それのヒントが昭和にある気がする。決して懐古主義ではなく。

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