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      日経COMEMOは、様々な分野から厳選した新しい時代のリーダーたちが、社会に思うこと、専門領域の知見などを投稿するサービスです。 【noteで投稿されている方へ】 #COMEMOがついた投稿を日々COMEMOスタッフが巡回し、COMEMOマガジンや日経電子版でご紹介させていただきます。「書けば、つながる」をスローガンに、より多くのビジネスパーソンが発信し、つながり、ビジネスシーンを活性化する世界を創っていきたいと思います。 https://bit.ly/2EbuxaF

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    おそらく最も壮絶な有価証券報告書

    有価証券報告書は、主に上場企業が投資家向けに財務情報などを記載した報告書であり、四半期ごとに金融庁に提出される。筆者は、趣味で、毎年100社程度の有価証券報告書に目を通すが、その中でも特に壮絶だった有価証券報告書がある。チッソ株式会社である。 チッソ株式会社は、あまり聞き慣れない社名だが、1960年代ごろに「水俣病」の原因を作った企業として知られている。すでに水俣病の公式認定から66年が経過しているが、チッソ株式会社は、毎年、莫大な金額を「水俣病補償損失」という勘定科目で特

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      • 20年前の中学生プログラミング事情

        隔世の感とは、このことかもしれない。 2019年頃からプログラミングという言葉を、ビジネスシーンでよく耳にするようになった。プログラミングを義務教育の中で学ぶ時代になりつつあるらしい。20年前を振り返ると、プログラミングやパソコン好きは「オタクの嗜み」だったので、かなり時代は変化したなと思う。ただ、長期的に大事なことは、プログラミングを「学ぶこと」ではなく「学び続ける」ことだと、ひしひしと感じている。 その理由は、ひとえに、技術進化のスピードが速いから。 筆者は2000

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        • 現地現物によるプログラミング勉強法

          一般的に、プログラミングの勉強法といえば、参考書のコードを読んだり、実際にコードを書いたりするのが普通ですが、筆者の勉強法は少し特殊です。すでに世の中に公開されているwebサービスを、丹念に調べていくことで、プログラミング学習の糧にしているからです。その理由は、理想と現実の差分にあります。教科書には美しいコードや設計が書かれていますが、一方で現実のサービスは、必ずしも美しいとは限りません。webサービスは一つの商売である以上、ユーザーの要望に素早く応えなければならず、理想と現

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          • システムの内製化は修羅場

            近年、日本の大企業による「システム開発の内製化」に関する話題を目にすることが多くなりました。それまで、システムを内製化する会社というのは、サイバーエージェントやDeNAといった、いわゆるweb企業が中心でしたが、この話が、伝統的な大企業に及んでいるのが昨今の動きです。 内製化のゴールは「システム開発を自社で行うことによって、ビジネスの競争優位を加速させること」と考えています。競争力のあるビジネスが存在することが前提になりますが、優位性を加速させる筋書きがある時に、内製に投資

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            経営理念という言葉が苦手

            経営理念と経営哲学。さらにはパーパスやビジョン。これらの重要性がビジネスシーンで語られることが良くあるが、少々、この手の考えが苦手である。一般的に「経営理念があるから、企業が発展する」と捉えられがちだが、必ずしもそうではない。 例えば、ソニーという会社は「経営哲学」を全否定した時代に、最も成長し、賞賛を浴びた。 創業者である井深大氏が「経営哲学なんて役に立たない。そんなものはない」という方針で経営にあたった時代に「トランジスタラジオ」や「ウォークマン」といった、優れたプロ

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            優れた企業を測るには、どの経営指標が有効か?

            ビジネスで重視される「経営指標」は、時代によって変化する。いまでは「時価総額・ROE・非財務情報」が持て囃されており、一見すると、大事な指標にみえる。 しかし、何を重視すべきかという価値観は、移り変わっていく。歴史を振り返れば、経営の論点になる「経営指標」にもトレンドが存在する。 つまり、一つの経営指標に固執すると、痛い目に遭うかもしれない。間違った経営指標をもとに、社内のKPIを設定し、悲惨な末路を辿った上場企業は、1つや2つではない。そこで、今回は経営指標の歴史を振り

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            歴史に学ぶ接収されたグローバル企業の顛末

            政治的な理由で、現地法人の資産が接収されることは、歴史において珍しくない。では、差し押さえられたらどうなるのか?その後を見通すことはできるのだろうか?残念ながら未来は予測できないため、唯一可能なことは、歴史から個別ケースを学ぶことであろう。 歴史を振り返れば、約80年前、日本とアメリカは戦争をしていた。そして1941年12月8日未明の真珠湾攻撃の直前まで、アメリカ発祥のグローバル企業は、日本に進出してビジネスをしていた。戦前の日本国内のミシン市場はシンガー社が独占し、自動車

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            経営層はコードが読めますか?

            エンジニアとして最近思うのが「近い将来、コードが読めないと経営判断できない時代になる」ということです。 もちろん、ソフトウェアをつくらない会社では、コードを読む必要はありません。ですが、ソフトウェアやデジタルをビジネスの中心にしたい会社にとっては「大事な経営判断は、全てエンジニアリングへの理解が土台になってくるだろうな」と、薄々感じています。 そして、その土台とは「ベンダーをコントロールする調整力」でもなく、「世の中のトレンドに詳しい」ことでもなく、「技術資格を持っている

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