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お呼ばれされない人の特徴

都心から離れて、しかも最寄りに駅も無い郊外のせいか、比較的小さなコミュニティに住んでいると、適度に人の関係が醸成されやすい。

今のところに住んで3年だけど、「ちょっと飲まない?」という徒歩圏内の友人は10数名はいる気もする(子無しの割には多いだろうか)。これが「アジがたくさん釣れたから」と持っていくこともあれば、「日本酒が届いたから」と持ってきてくれることもあり、本当に有り難い。

ある集まりは「酒池肉林の会」と称して、うちを含む3家庭で半定期的に集まって飲んでいる。この会の特徴は、基本的に男性が料理をするというところ。3人それぞれが、変態的にこだわりのある料理があり、それらが登場する訳だ。あるときには、(なぜか)当日までのお楽しみルールがあり、誰が何をどれだけ作るのか分からない時もあった。

こだわりの鉄鍋料理が出てきたり、世界の美味しいものを食べ歩いた友人はその再現メニューを出してくれたり、僕はマニアックなタイ料理を出してみたり。スピンオフ企画では、近所のプロのシェフを2人呼んで、ジビエ料理を作ってもらったりしたこともある。

そんな僕たちが、ある時気がついた。
「俺たちって、人に呼ばれること無いよね?」

そうなのだ。3人とも頻繁に言えに人を招くことはあっても、招かれる機会が極端に少ない。僕自身、この1年で誰かの家に行ったのは1-2回あるかどうか。その反面、家に人が来ることは非常に多い。

「俺たちなんで呼ばれないんだろう?」

ある友人は「そうなんだよね〜、親同士で集まろうという話になっても毎回ウチになるし」と。ふむ。ある程度の人数が入れる部屋は確かにあるだろう。

よく「散らかっていて人を呼べない」という人もいる。
ふむ。幸い我が家は片付け癖があると言って良いくらいいつも整然としている(というかものが無い)ので、いつ誰が来ても困ることはない。ちなみにものが無い代わりに、酒は常にたくさんある。

山の斜面に建っていて見晴らしもいいので「ペンションみたい」という人もいるので、何かしらの居心地の良さも感じてもらっているようでありがたい。

単純に「人を招くのが好き」というのもあるだろう。そして自分で言うのもなんだが料理が得意なので、外で食べるよりは家ご飯の方が美味しいとも思っている。

そんな訳で逆説的に言うと

  • 家が片付いている

  • 人を呼べる程度の広さがある

  • 料理が得意だ

が揃っていると、人に呼ばれない人になる(仮説)。

来てもらうのが楽しいけど、たまにはお呼ばれしてみたい。。

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