助言  #36

久々の投稿です!

最近あった出来事を書いていきます。


ある日の授業前、とある生徒に話しかけました。
その生徒は授業の間の10分休みに毎回1人で寝ているタイプの子で、いつものように寝ていたので声をかけてみました。

将来の夢や仕事、趣味などを色々聞きました。

その子の夢は
「自由に生きたい」
「人と接したくない」
「ゲームをやっていたい」
というものでした。

そこで、私は以下の3つを伝えました。

・人と接さずに、自由に生きる方法は世の中に存在する

・保護者に頼る生きた方はオススメできない

・人生のどこかのタイミングで、稼ぐためのスキルを学ぶ期間が絶対に必要である


そして、その生徒に放課後はなにをしているのかと尋ねると「ゲームをしている」というので、次の授業の時までに

・ノマドワーカーについて
・プログラミングについて
・WEBライティングについて

を調べてくるように伝えました。


それから数日後、ちゃんと調べてきたので、興味はあるかと聞いてみると
「アルバイトで生きていく」というので、前髪を上げさせて、愛の籠ったデコピンを1発お見舞いしてやりました。

確かに、アルバイトでお金を稼ぐことはできます。アルバイトを蔑むつもりはありません。

しかし、高校生という、衣食住すべてを保護者から与えられている無敵チート状態の時に、色々と挑戦してスキルを身につけておくことは、部活もしていなくて勉強も苦手なその子のためだと勝手ながら思ったんです。
#先生の身勝手

それから、今度はYouTuberのマナブさんについて調べてくるよう伝え、プログラミングの本を買うよう勧めました。



そして、冬休みが明け、その生徒からプログラミングの勉強をしているという報告を受けました。


色々話を聞くと、私が3ヶ月掛かったことを、その生徒は1ヶ月でマスターしていました。
#自分が恥ずかしい
#私がバカなのか 、高校生の吸収力が異常なのか、恐らく前者だろう


先日、その生徒からプログラミングで実際にどうやってお金を稼ぐのか?と聞かれたので、ランサーズやクラウドワークスを教えました。


そして、その日の放課後に会員登録をさせ、実際に簡単な仕事の提案までしてみました。
#放課後は携帯を使用しても大丈夫です
#受注できるかはわかりません


よく考えたら、その生徒からすれば余計なお節介かもしれないですが、なにもせず夢ばかりを追うより確実にマシだと思ってのことです。


できる事をこなす習慣から、できないことに挑む習慣へ


私の信念をゴリゴリに押しつけてしまったことは反省点だと思います。


「親の心子知らず」ではないですが、関わったからには自分の持っている知識や情報を全て使って貢献したいんですよ。教員という生き物は(笑)


ひとまず、その子からプログラミングの質問が来た時、スピーディーに答えられるようプログラミングの勉強は継続していきます。

長文になりましたが、読んでいただきありがとうございます😊

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