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末梢血幹細胞移植ドナー体験 その4

5日目

背中が痛くて、午前5時くらいに起床しました。
午前6時半くらいに採血を受け、午前8時に朝食をとりました。
その後、オムツと長着に着替えました。
ちょっとドキドキしました。
午前9時くらいに処置室へ移動し、処置が開始されました。エコーで血管を確認し、消毒、麻酔が施され、カテーテルが挿入されました。
研修医の方も処置を見学していました。
チクリとしたものの、麻酔のおかげで特に痛みは感じませんでした。
レントゲンで問題がないことを確認し、採取がスタートしました。
それから4時間。
長かったです。
スマートフォンなどは使用禁止だったため、紙の本を読んで過ごしました。
途中、血圧や体温を測定されながら、終わるのを待ちました。
本は3時間弱で読み終えてしまい、その後の1時間が辛かったです。
その頃には手足が少し痺れてきました。
カルシウムが抜けていくと痺れが出るとのことでした。
採取が完了した後、腰が痛くて動けませんでした。カテーテルをつけたまま、車椅子で病室へ戻りました。
そこでトイレに行った後、遅い昼食をとりました。
検査結果は午後4時くらいに出るとのことで、その時にカテーテルが抜けるかどうかが決まります。
抜いた場合でも、3時間は安静に過ごす必要があります。
カテーテルが入っていると動きづらく、ベッドで横になりながら結果を待ちました。
検査結果では無事に予定量の採取ができたとのことでした。
カテーテルを抜くのはなかなか痛かったです。
そこからは安静に過ごすことになりました。
退院は明日の血液検査の結果を見て、最終判断されるとのことです。
明日もう一度採取が必要なくて良かったです。
大変な1日でしたが、今は夕食を食べて、安静中に投稿しています。

トップ画像:UnsplashDimitri Karastelevが撮影した写真

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