【クイーンになれる講座】利子は全てを救う

【初めに】
連勝ができない、連敗も行けない、駒は重ならない、リーチは多い・・・

そんな状況、ありますよね。
連勝からスタートする試合は当然勝ちやすいです。連敗戦術が決まった試合も、引きが悪くない限り負けはしません。ならば残りの試合はどうするのか?
今回は、連勝や連敗ができない試合、体感7割の試合で使える利子戦術についてです。

【利子戦術の概要】
概要といっても、難しいことは何もありません。控えを"最小限"に抑え、利子を取る。
具体的には、10Rまでは経験値を1回以下(理想は0回)に抑え、買う駒は利子の範囲内に抑えます。その後は13Rから形を整え、17RでLv7を目指します。
ポイントとなるのが、"最小限"の定義です。それを語るには狙うべき構成を知らなければいけません。狙う構成を知るためには?
手始めに、以前書いた連敗戦術と利子戦術を比較してみましょう。

【連敗戦術と利子戦術】
2つの戦術の根底にある考え方は一緒です。
すなわち、「盤面の強さ」より「取れる利子」を重視することです。連敗戦術は利子戦術に含まれると私は考えます。利子戦術のうち、「盤面の強さ」を最も落として意図的に負けることを狙うのが連敗戦術です。ある意味では、連敗に失敗した連敗戦術はその瞬間から利子戦術に変わるとも言えます。

利子戦術の連敗戦術に対するメリットは、
盤面を作りながら戦える
ダメージを抑えられる
周りの状況に依存しない

デメリットは、
貰える金額で負ける
(金額で負ける分)スパイクを迎えるRが遅くなる

メリットの3つは安定感がある、とまとめられます。スパイクを迎えるRが遅いのも、構成を決める時間が長いと言い換えられます。つまり、利子戦術は安定した戦術(その分ライフを犠牲にしている点には注意)です。毎ゲーム同程度のライフ、Gでゲームを進められるとしたら、残る要素は?持っている駒ですね。
利子戦術で一番大事な要素、狙う編成と必要な駒についてです。

【編成と駒】
連敗戦術と違い、利子戦術は盤面にある程度の駒があり編成を決めるタイミングも遅いです。より多くの編成を狙えるということですね。狙う順に、キーとなる駒、条件を片っ端から上げましょう。

1.ウィングス
キーはドルイド(大樹熊)とデーモンハンター。
加えて、ハンター形ならドワーフ、アサシン形なら致命です。
先に熊を引ければ有利なので、対抗2人までは気にせずに進めます。

2.グレナイ
キーは煉獄とルナ。
バーサーカーの早引きも、グレーシャー形に決め打つ要素になります。
煉獄とルナの☆3がほぼ必須なので、対抗1人が限界でしょう。ただし、他の対抗がナイト形であっても煉獄とルナを引けていない場合はドラゴンナイトに進む可能性もあるので、手持ちと控えも含めて判断してください。

3.(ディバイン)アサシン6
個人的オススメなので紹介します。
キーはマルスとソールテイカー。Lv5回しアサシンです。
マリーン形を研究中なのでマルスは深海の守護者でも行けるかもしれません。別の記事も上げているのでそちらも参考にしていただきたいですが、とにかく☆3が簡単にできて面白い。
また立ち回りが固まったら記事にします。

4.ウォリア
キーは剣聖とセイウチ、と言いたいですがウォリア全般。
4Gウォリアが3体もいるので、特定の駒が集まってるよりいくつかのウォリアが☆2になってる方が行きやすいです。
ウォリア駒は多いので対抗2人までは問題なく、現環境ではほぼ毎回組めます。ただし、海賊王は他の編成でも使われるので、比較的早めにLvを上げる必要があります。

5.(ドラゴン)メイジ
キーはドラゴン駒と雷。
序盤からドラゴン3メイジ3が発動すれば連敗するほど弱くなく、アサシン等特定の編成に負けるので連勝するほど強くなく、利子戦術と相性がいいです。
ただしメイジはLvを上げて強いシナジーなので、切り替えが難しくなります。

6.混成ハンター
立ち回りが複雑かつ移行も多いため難しいですが、仮にウォリアハンターだけ狙う想定での順位です。その場合、Lv4駒を最も多く使う関係上あまり負けていると狙えないため、必然的に優先度は低くなります。
キーはドワーフとアンデッド。
ドワーフ含むアンデッド2ハンター3が早期にできたけど☆は重ならない3位、と言った場合は利子戦術からのウォリアハンターに行けますね。

【編成の決め方】
引ける駒と上げた編成のキーを照らし合わせ、上から順に狙える編成を考えます。序盤大樹が2枚いたらほぼウィングスに行くべきですし、煉獄ルナ2枚ずつ引けそうならグレナイ、他にナイトが2人いるならアサシンやウォリア・・・といった具合に考えてください。
その際に、キープする駒はあくまで利子の範囲内に抑えるべきです。ただし、2R後に同じ利子を得られるなら割っても大差はないでしょう。つまり、
9G→14G→20G
17G→23G→30G
25G→32G→40G
33G→41G→50G
に調整できればいいということです。
30Gちょうどから2G駒を2体キープするのはあり、3Gを2体キープすると2R後に39Gとなるためなしです。(もちろん編成、駒にもよるため1つの目安です。)

【終わりに】
見ていただくとわかる通り、利子戦術の中でも利子を最優先する動きとLvを優先する動きがあります。およそ13R程度までは経験値を振らずに利子を貯めますが、その後は状況や手によって動きが変わってきます
利子戦術、と一言でまとめられるのはその辺りまでです。

中盤までの動きが安定すれば、成績もぐっと安定するはずです。
ライフ管理がある程度できて連敗戦術も覚えた。そんな方は利子戦術を覚えてみてください。

以上、利子は全てを救うでした。


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