共感資本の蓄積とは想い出作り ギフト活動2周年

ギフトスイーツ活動 2周年!、そして3年目に入りました!

11月13日に個人事業主登録をした日が記念日にはなっているんですが、特に狙ったわけではなく、たまたま役所に行った日でした。まぁ、ある意味、「いい意味(1113)」の日なのかもしれません。

今年の11月13日は人生初のバーのマスター(お酒は飲めないし、作れない)をすなBarでやらせていただいたり、それまでの四日間で14個ケーキを作ったり、大阪ギャザリングに日帰りで行ったり面白いことばかりでした。

いろんなことがありましたが、なぜこんなことをしてるんだろう?って考えたときに、

「私は想い出を集めている」

そんな感覚になりました

共感資本って何?、それを体感したくて始めたことで、それは共感コミュニティ通貨eumoの循環から何かが感じられるんじゃないかと考えて、ある意味、自分実証実験をしています。

eumo加盟店になると、取引履歴が見えるのですが、ユーザ名、金額、日時、ごく当たり前の項目を眺めると、たくさんの想い出が浮かび上がったんです。

想い出なんて金になるか!って思う方もいると思うし、わかりやすい数値化が大事だろ!と言われれば金額が1番の指標なんだろうけど、私はスイーツでつながりを体感していて、増えていく物は何なんだと思った時、共感資本の蓄積とは、想い出作りなのだと思いました。

私に依頼してくださる方は自分のためではなく、誰かのためにギフトを贈る方がほとんどです。そうするとスイーツを贈りたいと思った誰かの想い出となり、贈られた人にとっても想い出となり、そして、そのスイーツを作った私の想い出にもなる。

贈れば贈るほど、想い出という共感資本が複利的に増えていく。

ただ、想い出を作ろう作ろうと思うと、意外と作れない。修学旅行の集合写真みたいに計画された想い出よりも、偶発性のある想い出の方がすごく記憶に残る。偶発性って何だ?と言われても、定義はできない。たまたま起こること。それが楽しい。

急にその想い出が蘇る時があって、「あの時あのケーキを食べた〇〇です」みたいな紹介の仕方で人とつながっていったり、「○○さんのケーキが美味しそうだったから、ちょっと頼んでみたくなりました」と、面白い繋がりができる。

なので、今は考えすぎず、ぼーっとしてる位のほうが素敵な想い出ができるような気がしています。(笑)

そんなことを考えてたら、スティーブ・ジョブズの最後の言葉の中に、本当の豊さは富ではなく、想い出だって書いてありました。

”私が勝ち得た富は、(私が死ぬ時に) 一緒に持っていけるものではない。 私が持っていける物は、 愛情にあふれた想い出だけだ。これこそが本当の豊かさであり、 あなたとずっと一緒にいてくれるもの、 あなたに力をあたえてくれるもの、 あなたの道を照らしてくれるものだ。”

ジョブズと、今、共感したのかもしれません😊

皆さんに支えられて、たくさんの素敵な想い出という共感資本を蓄積することができて、ありがとうございます。これからも楽しい想い出作りに関わることができればと思っています。

新たな展開も企画しており、楽しみにして頂ければと思います。

写真はすなBarにて贈らせて頂いたハートのショートケーキ

お読みいただきありがとうございました。


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