カワイイ私さん的インフルエンサー観 Episode2~驚愕と覚悟の狭間で~
「やっと皆、会えたねえ~」(ウマ娘のフレーズと本人談)
いよいよカワイイ私さんの政見放送いやショーが開始されました。
” 一体何なんだろう、これはーー ”
と最初は何が始まったのか全く理解できませんでした。名前の覚え方のフレーズ、かわいいことを強調したカワイイ私さんのショーが展開されていきます。
” 確かにきれいだし、カワイイよなーーちょい待てよ。これ政見放送だよな ”
と考えました。政策も何をしたいのかも分かりません。
” この先、どうなってしまうんだろう ”
と期待と不安が入り交じるなか、本篇が進んでいくうちに、いきなりーー
「はあ暑いね、緊張でーー」
とシャツのボタンに手をかけてーー。
” えっ?何するっーー ”
その光景を見た瞬間に、自分の頭の中のヒューズが飛び散る音が聞こえてきました。
この状況でもカワイイ私さんのショーは勢いが止まりません。
口調はあくまでも、柔らかく、恥じらいを出しながらも、この演出に " 覚悟 " をもって放送に臨んでいるように思えました。
皆さんが後に大騒ぎしていた”卑猥さ”などというものは微塵も感じられませんでした。(自分が変なのでしょうか)
こうして波乱万丈のカワイイ私さんの政見放送が無味乾燥のAIアナウンスと共に終了しました。
” 一体これは何だったのかーーー ”
と暫く考えて、このような気分になった政見放送は2回目の衝撃ではないかと頭をよぎりました。
小学校の頃、通学時の朝は自分の家庭では必ず某国営放送(ぶっ壊せ)のニュース番組が流れていましたが、何かの選挙期間だった為、いきなり政見放送に切り替わったのです。
その時、自分の目に飛び込んできたものは、まさにファーストインパクトそのものだったのです。
つづく
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