小彌太染工場|十代目の奮闘記

岩手県花巻市の小彌太という会社で営業をしています。

小彌太染工場|十代目の奮闘記

岩手県花巻市の小彌太という会社で営業をしています。

最近の記事

創業243年 小彌太の歴史

こんにちは。 株式会社小彌太の小瀬川です。 我が社の歴史をご紹介します。 創業は江戸時代、天明元年(1781年)とされています。 先祖代々誂え(あつらえ)、名入れ染色を生業としてきました。 「誂え」とは今風に言えばオーダーメイドの事。お客様の要望に沿って、袢纏や旗幕、郷土芸能物品、その他タオルや手拭いなど生地ものを染めたり印刷したりしてきました。 先代たち初代 甚助(1781) 二代 庄之助(1836) 三代 梅木小彌太(1855) 四代 豊治(1873) 五代 熊之助(

    • 自己紹介 私の営業の原点

      株式会社小彌太の小瀬川雄太です。 新規事業スタートにあたり、会社の歴史をお伝えする前に、まずは私の自己紹介をさせていただきます。 小瀬川雄太(こせがわゆうた) 誕生日は1993年8月21日。 生まれは宮城県石巻市、3歳まで宮城にいたそうですが、その後は岩手県花巻市でずっと育ちました。 学歴は下記の通りです。 2012年 岩手県立花巻北高等学校卒 2017年 弘前大学人文学部経済経営課程卒 大学には5年間いましたが、うち1年はドイツのトリア大学に留学しておりました。 ドイツに

      • 郷土芸能事業スタート

        岩手県は郷土芸能の団体数が日本一と言われます。 例として鹿踊り、鬼剣舞、さんさ踊り、神楽、田植え踊り、虎舞など。その他にも各地で伝承されている芸能が多数あります。 小彌太は染め屋として、古くから芸能団体様に衣装をお届けしてきました。 しかし… ①染め技術が拙い ②芸能に関する知識が足りない ③取り扱い物品が少ない ④営業不足、宣伝不足 上記の理由から、お役に立てる場面が減りつつありました。 ここで今一度、240年続く染め屋の魂を取り戻すべく、新規事業を立ち上げます。 ①技

        • 「こやた」と読みます

          はじめまして。 小瀬川雄太と申します。 岩手県花巻市の染め屋、株式会社小彌太の10代目です。 名刺をお渡しすると「なんて読むの?」とよく聞かれます。 株式会社こやた、と申します。 「彌」は「弥」の旧字体で、「小彌太」は祖父の名前です。 業種は製造業で、袢纏や旗などの染め物、選挙運動に使う腕章や掲示板、そして郷土芸能に関する商品を取り扱っています。 私は営業部で、主に岩手県内に、これら商品を営業して回っています。 ちなみに自分が10代目と知ったのは2020年に花巻に戻って