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覚悟を決めて、自分を生きる

今日は『覚悟』について話したいとおもう。

覚悟を決めて生きる姿はかっこいい。
自分の人生を心の底からたいせつにしているように感じるからだ。

せっかくなのでわたしが『覚悟』を感じた3名について触れながら、『覚悟』について考えていきたい。


【1】『覚悟』のかたち

①孤独で生きると決めた『覚悟』

ひとりめは大相撲の貴景勝関だ。
彼は、勝っても負けても多くを語らない力士だった。
わたしは、勝ったら喜びを爆発させるのがふつうだと思っていたから、「喜怒哀楽がない力士だなぁ」ぐらいに思っていた。

しかし、引退後の発言で彼の強い覚悟を感じることになる。

相撲は礼にはじまり礼に終わる。

礼節を大事にする大相撲で「喜ぶのは相手に失礼」と考え、人前では絶対に喜ばなかったそうだ。
(見えないところで仲間と喜ぶことはあったらしい)
そして、他の力士との交友も最低限にとどめた。

その話をきいたとき、わたしは衝撃を受けた。
愛想が悪いんじゃない。
相撲と武士道を貫くために、あえて孤独な生き様を貫いたんだと。

その姿がとても美しかった。

②夢に全力投球の『覚悟』

わたしはVチューバ―から距離を置いていた。
Vチューバ―という存在がよく分からなかったからだ。

声優は分かる。
作られたキャラクターに命を吹き込む人。
アイドルも分かる。
自分の容姿を磨き、ファンに笑顔を届ける人。

Vチューバーは、キャラクターに命を吹き込むでも、自分の容姿が晒されるわけでもない。
どんな立ち位置で生きる方たちなのかが、まったく分からなかった。

そんなときに知ったのが星街すいせいさんだ。
「彼女もオーディションで受かって、有名企業Vチューバ―になったのかな」と思っていた。
しかし、彼女は違った。

『武道館でライブをする!』という目標のために、自らモデルを作り、自ら動画を編集し、自ら企画を立てて行動する個人VTuberだったのだ。
当然、最初は資金もないから、アルバイトや、他のVTuber支援などをして生計を立てていたそうだ。

地道な活動が花開き、大手VTuber企業ホロライブと契約し、今の地位がある。

正直、かっこいいと思った。
武道館でライブをするにはいろいろな道があったと思う。
そんな中、みずからVTuberを選んで、みずから夢のために積極的に活動して、今の地位までたどり着いた

これを『覚悟』と言わずしてなんと言おう。


・・・


③勝利より友情を選ぶ『覚悟』

最後は戦国時代の武将、大谷吉継を取り上げたいと思う。
彼は1600年の関ヶ原の戦いで徳川家を捨てて石田三成軍につき、敗れ、戦死した。

これだけ見ると、選択を間違えたように見えるかもしれない。
しかし、実情は違う。
彼は、徳川家康からの誘いを受けながらも、友人である石田三成の元へはせ参じたのだ。
当時、徳川家康の勢いは誰の目にも明らかだった。
それを知りながらも、大谷吉継は覚悟を決めた。
たとえ劣勢でも石田三成につくと。

わたしはこの話が好きだ。
負けると分かっていて友人を選ぶ
大谷吉継にとっては究極の選択だったと思う。

だけど、その生きざま、その覚悟がかっこいい。


・・・


【2】覚悟を持って生きる

①覚悟を持つ人々の共通点

ここまで3人のエピソードを語らせてもらった。
わたしは彼らのコアファンではないので、ところどころ間違っているところがあるかもしれない。
ただ、本質的な部分はあっていると思う。
(間違っていたらコメントなどでこっそり教えてください。訂正します)

そして、覚悟を持つ彼らの共通点はなんだろうか?

わたしが思う共通点は、
『自分』をしっかり理解している
ということだ。

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