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SONY SF-Gシリーズを導入してみた


みんな何使ってる?

一眼レフ/ミラーレス一眼を使う際に必要不可欠なオプション品がいくつかありますが、その中でもSDカードほどややこしいものはないでしょう。

SDカード自体や記録可能容量の違い程度ならパッと理解できますけど、

  • スピードクラス(2, 4, 6, 10)

  • UHSスピードクラス(1, 3)

  • ビデオスピードクラス(V6, V10, V30, V60, V90)

  • アプリケーションパフォーマンスクラス(A1, A2)

などなど、性能に関する規格/表記が色々あったりして、結局何を選べばいいのか理解するのは困難ですよね。

まあ、「8K/4Kの動画を撮る!」とか「めちゃめちゃ連写しまくる!」とかでもなければ、あんまり神経質にならなくてもいいんでしょうけどね。

SDカードは消耗品

もうひとつ忘れちゃいけないのが、「SDカードは消耗品である」ということ。

物理的に壊れることもあるかもしれないし、何かの原因で読み込み/書き込みができなくなる……なんてことが起こるかもしれません。

なまじ壊れる直前までは正常に動いたりするので、気がついた時には大事なデータが全部Lost!……なんてことも起こりうるわけで……。

異常に安かったり知らないブランド/メーカーのSDカードは、ちょっと使うの怖いですよね。プライベートでの利用やいつ壊れてもなんとかなるようなシチュエーションだったらいいんですけどもね。

できるだけ長く使える製品が良いよね

ユーザーからすれば「安くて・長く使えるSDカード」をチョイスしたいところですが、「長く使える」工夫がなされたSDカードってなかなかないんですよね。

「○年間保証!」とかはよく見かけますが、それって「壊れたら新しいのと交換します」って話なのでちょっとベクトルが違うわけで。

そんな中、SONYが「TOUGH(タフ) SF-Gシリーズ」と銘打ったSDカードシリーズを出していることを知りました。

高いけど堅牢、ついでにハイスペック

SONYさんがいうには……

  • 通常のSDカードはパーツを組み合わせて作るけど、TOUGHは基板を樹脂で一体成型

  • SD規格と比較して18倍曲げに強く、5mの高さから落しても大丈夫

  • IPX8の防水性とIP6Xの防塵性を完備

  • ライトプロテクトスイッチのような物理的に破損するような要素は一切排除

  • 書き込み速度299MB/s、読み出し速度300MB/s

  • ソニーストア価格で13,068 円(税込) ~

……だそうです。

まあ、ぶっちゃけ高いんですけど、その分堅牢でハイスペックってのを加味すると悪くない選択肢だと思います。

購入者なら無料でゲットできるユーティリティもあるよ!

さて、このTOUGHなSDカードを購入すると、2つのユーティリティソフトを無料でゲットできちゃいます。

ひとつは「Media Scan Utility」。SDカードをパソコンに差すと、自動で状態診断をしてくれるというシロモノ。

このソフトは書き込み回数の上限(非公開?)を超えそうなときに教えてくれるものなので、「使い続けてたら急に読み書きできなくなった!」みたいな哀しい事件を防ぐことができるかもしれません。

で、もうひとつが「Memory Card File Rescue」というソフト。要はデータ復旧用ソフトですね。

「写真や動画などのファイルを可能な限り復旧してくれる」ソフトということで、「間違って消しちゃったアレをなんとかしたい!」……みたいなときには使えるのかな?

フォーマットしてしまった場合はさすがに無力っぽいですが。

64GBのを2枚導入してます

僕自身、SDカードが壊れて困った経験はしたことないんですけど……。

仕事でも結構使ってるし、アチコチ持ち運ぶし……ってことで、お試しで64GBのヤツを2枚ほど導入して使ってみてます。

一応、某有名メーカーの容量が大きいカードを3枚ほど常備しているのですが、このSF-Gの方ばっかり使ってますね。やっぱり、安心、大事。

まあ、ボクみたいな形から入りたいアマチュア向けというよりは、クライアントワークやってる職業カメラマンさんや、過酷な環境で撮影することの多い方向けの製品だとは思うんですけどね……。

余談ですが……

ちなみにTOUGHシリーズのSDカードには、ちょっとスペックが低い代わりにお値段お安めなSF-Mシリーズってのがあったりします。

ぶっちゃけこっちで事足りる人も多いことでしょう。

あと、ハイアマチュアやプロフェッショナルが使うようなカメラをお持ちの方向けに、CFexpress Type A/B メモリーカードタイプのブツも出ているそうです。


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