モード切替が面倒だからボクはずっとマニュアルモード
カメラには色々なモードがあるよね
レンズ交換ができるような一眼レフ/ミラーレス一眼カメラには、色々なモードが搭載されていますよね。
メーカーによって呼び方は違うと思いますが、
AUTOモード(全自動モード)
Pモード(プログラムオートモード)
Aモード(絞り優先モード)
Sモード(シャッタースピード優先モード)
Mモード(マニュアル露出モード)
的な感じで色々選べるようになっているはず。
「難しいことを考えずに良い写真を撮りたい!」ってときは、カメラにお任せの「AUTOモード」や「P」モードを使うことでしょう。
ちょっとこだわって「ボケ具合をコントロールしたい」ときは「Aモード」、「ブレ具合をコントロールしたい」ときは「Sモード」を使うことでしょう。
で、「Mモード」は「プロが使うヤツ!」みたいな印象を持たれている方もいらっしゃるのではないかと思います。ボクはそのクチでした。
……そういえば、「Sモード」ってあんまり使ったことないな。。。
モードの切替を覚えると幅が広がるよね!
ボクが最初にα6000を手にしたとき、「AUTOモード」で撮影することからスタートしました。
しばらくはカメラ任せで撮影しながらカメラに慣れていく過程で「Aモード」に手を出すようになり……といった流れですね。
まあ、これは途中で単焦点レンズをゲットしたってのが大きいと思いますが……。
それはさておき。
始めて「AUTOモード以外」を使ったときの写真って失敗してたりするんですけど、なんか「一眼レフ/ミラーレス一眼で写真を撮ってる!」感がして楽しくなるんですよね。
慣れてくればイメージ通りの写真が撮れるようになるわけで、そうするとテンションも上がり、撮影の幅も広がりますよね。
Mモードが楽なんじゃないかと思い始めた
冒頭に書いたとおり、ボクは「Mモード」ってプロ用のモードだと思ってたんですよね。
アマチュアなボクではありますが、最近「アレ?Mモードって思ってたより難しくないんじゃない?……というか便利なんじゃ……」と思うことがしばしば。
いや、突き詰めれば「プロ用のモード」であることには変わりないでしょうけど、「難しい」というより「奥深い」っていった方が適切というか……。
よくよく考えてみると……
AUTO/Pモード:全部カメラがコントロールする
Aモード:F値(絞り)以外はカメラがコントロールする
Sモード:シャッタースピード以外はカメラがコントロールする
Mモード:全部自分でコントロールする
って話な訳で、モードの違いって「何をカメラに任せるか(=自分で変更できないようにするか)だけの違い」と捉えることができます。
踏まえた上で、「それらをカメラに任せてることで何が嬉しいのか(何ができるのか)」という点に思いを馳せてみると……。
個人的には「明るさ(露出)を自動で良い感じにできる」って話だと解釈しているわけでして、逆にその「良い感じ」の感覚が自分の中にあるなら「Mモード」でいいんじゃね?……という結論に至ったわけです。
例えばですよ?
例えば……。
「Aモード」と同じことをやりたけば、「F値(絞り)は固定して、シャッタースピードとISO感度を調整して良い感じの明るさにする」って手順でできるわけです。
「Sモード」と同じことをやりたければ、「シャッタースピードは固定して、F値(絞り)とISO感度を調整して良い感じの明るさにする」って手順でできるわけです。
つまり、「このパラメタは固定する」って決めたパラメタ以外をゴニョゴニョすれば(理論上は)理想の写真が撮れるわけで、それ自体はそんな難しくないんじゃね?……と。
もしその「固定した値」で理想の写真を撮れないなら何かを妥協する必要があるわけですが、コントロールが全部自分にあるから試行錯誤もやりやすいんですよね。
撮影中に「モードを切り替えたい」と思ったときも、「この値は固定する」って決めを変えるだけなのでダイヤルで切り替えるよりはスピーディーだし。
そう考えてから、もうボクのカメラは「Mモード固定機」になりました。
フォーカスだけは別
でも、フォーカスだけはカメラ任せ。
マニュアルフォーカスは今勉強中なのです……。
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