車の走行音が人の声に聴こえてた自分が元気になるまで

というわけで大学1年でうつ病と診断されて、闘病生活が始まるわけです。
おかげで、講義は頭に入ってこずひたすら体を動かしたい衝動を抑えるためにひたすら寝てました。
周りからはやる気のないやつ、ちょっと頭がオカシイやつと言う印象を持たれていたと思います。これももしかしたら被害妄想かもしれませんが、視線が冷たかったのを覚えています。
そんな僕にも、2人の友達が出来ました。これは非常に嬉しいことでした。
一緒にいるときは少しだけ心が軽くなりました。砂漠の中のオアシスのような感覚でした。
しかし、ひとたびアパートに戻って一人になると隣の住人や上の階の住人、特に上の階の住人の足音が非常にストレスになり、そんなに横と上の階には自分の行動が筒抜けなのかと思い、極力物音を立てない。極力というのは、ベッドの寝返りの音さえも立てないと言う意味です。今思えば異常に物音に敏感になっていました。だから、エアコンの動く音が嫌で夏でも冬でもつけなかったのを覚えています。
そういうわけで、物音、声に異常に敏感になったため、周りの人の声が自分事のように感じる不快感をこの先ずっと感じていくのでした。おかげで、車の走行音ですら人の声に聴こえてきて、しかも自分を責めてるような言葉になって聴こえてきてたので、ひたすら耐えることしか打開策が持てませんでした。無視しようにも叶わず、耳栓は逆に怪しいのでつけられませんでした。
周りは僕を責めるんだと2人の友達以外は全員敵だと思いこんでしまったので、他人に対してはコミュ力0、むしろマイナスで、嫌われるような態度をとっていました。その後、何年も経ってからめちゃめちゃ反省しましたね。
と、今日はここまでにさせていただきます。
ありがとうございますm(_ _)m

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