ガイドも写真もインストラクターもすべて自己表現だって話
学生に「しげさんは、なんでインストラクターをするんですか?」と聞かれて考えたことがある。
今までは曖昧な答えで誤魔化していたけど、今は明確に答えることができる。良い質問をしてくれてありがとう。
以前ダイバーズ学園で”好きなこと”✕”出来ること”を仕事に。
ダイビングという”好きなこと”に教えるという”できること”を掛け合わせて仕事にしている。
好きなことにできることを組み合わせて仕事を作っていくんだと言う話をしました。
たしかにこの考え方は間違ってはいないんだけど……
これだとあたかもガイドやインストラクターや写真を撮ることがあたかもしかたなくやっているように聞こえる。
確かにそうなんだけど、なにか違う。
そこに違和感を感じていた。モヤモヤと心に残るものがあった。
でも最近は”自分の表現したい世界観”や”僕の見ている世界”を伝えたいと思うことがすごく増えた。
だからガイドもインストラクションも写真も文章もすべてタダの技術なんです。大事なのは自分の心なんだなと思うようになった。
ガイドもインストラクターも写真も文章も全部、自分の心を表現するための技術。
そう考えたら、なんだかどれも本気で取り組めるし…
ガイドもインストラクションも写真も等しく愛せるようになった。
本当はこういう自分の心と向き合うことを20代前半にやっておけば良かったと後悔しながらも……
1度通り過ぎた青春は二度と取り戻すことはできないので、まだまだ若いなと言われながらも今日も明日も自分と向かい続けようと思う。
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