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ネパール旅行の記憶

ネパールの飛行機墜落事故のニュースを見ました。


首都のカトマンズから観光地のポカラに行く途中に墜落したと。
死者も多数いらっしゃるとのことで、悲しい事故です。
ご冥福をお祈りします。


航空会社は違いますが、同じルートで旅行したことがあります。
同行してくれた姉がネパールに詳しかったので、姉の言う通りに飛行機を選びました。

「飛行機はたまに墜ちるけど、(たぶん)一番安全な会社だから大丈夫だよ。バスもあるけど、時間かかるしバスもたまに落ちてるから。」

不安を解消する気の無い回答をもらった。
そんな思い出があります。


ネパール🇳🇵

インドと中国に挟まれた小さな国。

行ったことの有る方は少ないと思います。

私は縁有ってネパール旅行をしたことが有ります。
ネパール語の分かる人と一緒だったこともあると思いますが、とても楽しく、エキセントリックで、もう一度行きたい国ナンバーワンです。

上記の通り、飛行機やバスなどで事故は多いみたいです。

カトマンズの町中では見るからに交通事故の多そうな運転ばかりですし、
ポカラで乗ったバスは45度傾くし、
45度傾くバスなのに屋根上にもお客は乗っていました。

バスが下るその山道の崖を削ってレンガの材料として町に売りに行く(のだと思いましたが、本当のところはよく分かりませんでした。)土の入ったでかい袋を持った女性がバスにはたくさん乗っていました。

道削ったら...道崩れるんじゃね...?

と、友達とざわついたのが懐かしい。

そんな危険と隣り合わせという言葉がピッタリのネパール旅行でしたが、だからこそその合間の美しいものが印象的だったのだと思います。

ネパールで見たものは、本当に美しかった。

ポカラではダンプスという場所の宿までハイキングしました。
かなり急な石階段が続いて息が切れ、湿った丘陵地帯を歩き続けて、ヒルに血を吸われたりしました。
カトマンズの街ではひどい臭いもありました。

でも、
ポカラの大きな湖。
ハイキング途中で出会ったかわいい子供たち。
雪化粧の雄大な山々。
麿眉のかわいい犬。
朝靄でぼんやりとした丘陵地帯。
けっこう親切なカトマンズの人たち。
お土産を買わなかったら「心が貧しい!」と日本語で言われたこと。
良い思い出です。

素晴らしい国でした。
思いの外治安もそんなに悪くなかったし、ぜひまた行きたい国です。

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