見出し画像

時代をこえてつながるもの

8月13日、4年ぶりに、自治区の夏まつり「つくば夏まつり」が開催できた。各地の地域の行事は、この4年ぶりという歳月が重くのしかかりながら、それぞれの選択をしてきたように思う。

つくばでは子どもたちに聞いてみたら太鼓やってみたいということで、1,2年生でちょっとやらせてもらって、もう6年生の長男たち、あとはほとんどやったことのない小学生たち。できるかな、大丈夫かなという不安もありながら、閉校になったときよりも1.5倍以上の20人弱に小学生が増えた私たちの自治区。たくさん集まったら7張の太鼓もいっぱい。広めのつくラッセルの体育館で練習することになりました。

そこでなんとも嬉しいことが。地域に住む20歳の若者たちが手伝うよ~と全4回、仕事帰りに教えにきてくれました。「子どもの頃に体で身につけたことを大人になってふいに帰ってきてもお祭りに参加できる。こうなってほしいと願っていたんだよなぁ。」と、地域の区長さんのしみじみとした言葉。

もちろん参加するもしないも自由。毎回練習にきてくれた子もいたし、都合がつかなかった子もいたし、でもこうやって集まってもいい場所やいい機会が、体の感覚と元に次の世代に受け継いでいく。有難いなぁと思います。

本番も雨が盆踊りがはじまる直前に奇跡的にやみ!降ってくるかもしれないので、太鼓は軒の下で櫓もたてませんでしたが、当日に帰ってきた若者たちも本当に飛び入りでもすぐ叩けてします♪ 素晴らしい!

今年は、とにかく子どもたちに楽しんでもらおうと、景品たっぷりの射的、輪投げ、スーパーボールすくい、ボッチャに、フライドポテトやポップコーン、わたあめづくり、美味しいかき氷に、おばあちゃんたちの五平餅に団子、消防団の花火大会。

300人台の小さな自治区に50人以上の子どもたち。太鼓の音色とともに、大切なものが時代をこえてつながっていくことを感じさせてくれる。そんな一日になりました♪ ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?