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牛乳販売店を事業継承 屋号も「ニュースとミルク 戸田販売店」に

令和6年あけてすぐくらい小原の鈴木牛乳店さんが長年やられていた牛乳配達を3月31日でやめられることをおうかがいしました。森永乳業さんとノーベルさんの牛乳や乳製品などを取り扱われていて、製造元から他にこの地域で配達してくれる人はいないかということでお話しだった。
以前より小原地域内で一部離れているお宅へ新聞といっしょに牛乳を届けることを新聞配達員がお手伝いさせていただいたこともあり、お役に立てるのならばと引き受けることにしました。

ただ、なにぶん1,2ヶ月しかなく、しかも年度末。。。冷蔵庫の設置やお客さんへの訪問挨拶、配達場所の確認、ルートの設定、保証金の資金調達、はじめて取り扱う商品なので商品へ理解、配達先リスト作成、配達してくれる人への説明、乳類販売業の保健所届出、屋号の変更、印鑑つくり、伝票の整理、宅配BOXの検討、バイクで車で配る方法の検討、集金や振替、お客様への事業継承の案内、朝刊の配達だけでなく昼間の配達や業者さんへの配達もあるのでその段取りなどなどなど、仕事の仕組みをなんとかつくって、たくさんの関係者の皆さんの協力で本日スタートできました。

実際に顔をあわせてお客さんを訪問していくと、付き合いで今までとっていただいていたかたもあるし、買い物になかなかいけないので届けてもらえるのは本当に有難いとおっしゃってくれるかたも。
もちろん商売でやっているわけで、仕事として配達する人がいるからこそですが、山村では家は一軒一軒はなれているので、配達も簡単な話ではない。でも、やれるうちはやる、時間稼ぎだといわれてもやる、集落を看取る仕事のような感覚も持っています。

今ある営みに重ねることで、長年つないでくださった意思を受け継ぎながら、次へつないでいく気持ちで、これからの地域に貢献していければと思います。

まずは、小原地域ですが、旭地域でも新聞といっしょにお届けできるように提案していければと思います。


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