入院2日目


夜は22時頃に目を瞑ったけど、実際寝たのは23時半頃かな。
2時半頃、5時半頃に目が覚め、深い眠りにはつけなかった。

6時頃起床。
2回下痢をした。

7時半朝食。
食べた後、1回下痢。

本日の検査予定
・婦人科受診:精子保存のため
・歯科検診:虫歯有無の確認
・急性白血病のタイプ診断説明

婦人科受診前、子供のことを色々と考えて泣いた。
もっと早く子作りこと真剣に考えていればよかったと。

朝9時、婦人科を受診。今後の進め方などを説明いただき、いくつか説明した。
自分は保険対象のようだが、妻の卵子採取、体外受精・顕微授精などは保険対象外とのこと。

将来のために精液採取に同意をし、別部屋に案内された。
採取されたものは保管場所へ妻がハンドキャリーしてくれた。
その場でチェックされ、無事に保管してもらえることに。
これを聞いてひとまず安心。治療後、精巣機能が低下していなくとも
子供ができる希望があり本当に良かった。

昼食後、歯科検診へ。
口内のX線と診察へ。矯正治療中の情報を伝達し抗がん剤の副作用について説明いただいた。歯の状態をチェックいただき、虫歯なしとのこと。
またクリーニングをしてもらう。歯ブラシは柔らかいもの。円滑剤が売店にあるため購入を勧められる。

14時過ぎ、リンパ性・骨髄性のどちらのタイプかの結果と治療法について説明いただく。
現時点ではどちらのタイプでもなく、系詳不明と診断。
どちらかといえば骨髄性タイプのよう。
系詳不明はレアのよう。その他検査結果(遺伝子検査、病理検査、染色体)によってはタイプが判別できるよう。検査結果は数週間かかるみたい。
まだ早期発見的なことを先生も話していたため、タイプ振り分けではっきり区別できなかったのかと勝手に想像している。

もしその他検査結果でもはっきりわからないようであれば、系詳不明(骨髄性より)として治療することに。

最終的には他の人の骨髄を移植する(同種移植)をする必要があるみたい。
兄弟の細胞と半分以上一致していると一番早く治療ができるらしい。
もし一致しないもしくは同意を得ることができなければ骨髄バンクで待つしかない模様。
姉には小さな子が二人もいて仕事しているから自分の口からお願いすることなんでできない。言いたくない。言ったら絶対協力してくれるから。
兄弟がNGな場合、両親でもOKな模様。もちろん細胞の半分以上が一致していることが条件。

先生の前で涙を堪えられず泣いた。
とても丁寧に説明し、全力でサポートしてくれると心強く言ってくれたため
全てお任せにはなるけどこの病気と闘って勝つ!という目標ができた。
もう少し先の目標は、寛解して病気で困っている人をサポートしてあげること。
突然の出来事だから誰もが戸惑い、悲しいけど色んな説明を聞いて同意書を書いて、、、気持ちの整理や将来の不安がとてつもなくあるから、自分の長所である親和性、平等性を持って真摯に向き合って行きたい。

左睾丸痛みとCT検査の軟部影→PET検査をすることに。
外来受診しかやっていないとのことで一度退院して外来受診することに。
土曜16時に退院、月曜にPET検査、火曜10時に再入院。
自宅で3泊ができる!妻のためにできることはなんだろうか。
この自宅帰宅期間に父と直接会うことにした。
まずは元気な姿であって経緯やこれからのことについて説明する。
姉と甥っ子二人にも会いたいけど、通常より免疫が低下しているから
家族一人だけに絞らせてもらった。

今日から抗がん剤(内服薬)が始まる。
絶対に勝つ!という気持ちが一番大事だと妻も先生も言っていた。
必ず勝ちます!その気持ちを持って明日からも過ごそう。

明日午前中はシャワーも浴びられるからスッキリして自宅に戻りリフレッシュしよう。

何が何でも勝ちますよ、俺は!
家族を悲しませるわけにはいかないですから!!!

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