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婚約破棄と青年海外協力隊_vol.0010

海外に行くことで手放すもの

海外に行く前と、行った後で色々なことが変わります

・住んでいる場所
・職場(現職参加除く)
・友人などの人間関係
・恋人
・婚約者

人生を変えたければ引っ越しするのが手っ取り早い、なんていう自己啓発書読んだことがあります。まさに実感していることは、引っ越しすることで人生の流れを大きく変えると思います。

その中でも、海外に行く・住むということは、人生を大きく変えることのイベントだと思います。私は、青年海外協力隊に行く前後で、すべてが変わりました。
変えた部分もあれば、おのずと変わってしまった部分もあります。

講演会で鉄板のネタ

「海外か私、どちらか選んで」当時、同棲していた婚約者に、海外に住みたい夢があることを伝えた日に言われた言葉です。
「行ってきなよ。応援しているよ」と言われたら、天邪鬼な自分は海外に行かなかったのかと思うこともあります。
しかし、当時の婚約者は、全くもって理解してくれないこともあり、生涯を共にすることに不安が募りました。
正直ベースで短気な自分は、反対されて感情的になったことも要因です。

結局自分はその後、半年かけずに婚約を解消し、引っ越しをして一人暮らしを始め、青年海外協力隊に合格するための準備に入りました。
職場での飲み会を、週3回から月1回に減らして、マラソン・筋トレ、青年海外協力隊の小論文テストと英語の勉強を始めました。

これらが事前準備として合格前に自分に起きたイベントですが、高校生相手の講演会では、このくだりが1番うけます。講演会の感想文に必ず印象的だったとコメントもらうわけです。

海外に行くにはそこまでしないといけないのか?

誤解して欲しくないのは、別れないと合格しないわけではないですし、色々手放す必要もないわけです。あくまでも、なにかの参考にしてもらいたいだけです。
ただ、自分と似た性格で人生を変えたい人には海外生活はおすすめします。
人生で行き詰まったり、変えたい場合、引っ越しをすすめますが、特に海外はさらにおすすめします。

自分というものを見つめ直す時間になりますし、孤独な時間が沢山できるので、何かを深く考えるにはもってこいの場所です。

私自身、現在バヌアツ協力隊としてひとりで帰国後も活動していますが、9割以上の計画は青年海外協力隊として現地で生活していたものです。
それを粛々と行動しているにすぎません。

海外・孤独な時間・執着を手放す

これらが許させるのは青年海外協力隊の特権のように感じました。

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