見出し画像

【正しい努力】属性と相性を考えているか?

こんにちは、体の使い方専門トレーナーの福島です。
今日はアスリート向け「勝つための思考術」ということで、『その努力の方向性で本当にあっているか?』というお話をしていきます。



勝利条件はなにか?

まずスポーツである以上、勝ち負けはあるでしょう。
それが対人なのかタイムなのかによっても話は変わってきますよね。

空手であれば「審判からの評価」だし、
自転車であれば誰よりも「早くゴール」するだし、
テニスなら「ボールを1球でも多く正しく返す」です。

まずコレらのことを前提に置きましょう。
今からあなたが勝利という山を登るうえでの目印とします。



相手はどんなタイプ(属性)か?

あなたは対戦相手の属性というのを考えたことがありますか?
なるべくわかりやすく野球で例えると
「スラッガー」か「アベレージヒッター」みたいな話です。

この対戦相手の属性を理解せずに
「自分のプレイだけ」に意識が向いていると勝率が下がります。

自分の強みをぶつけることは大切です。
しかし相性が悪い相手にはそれでは勝てません。

ポケモンで考えてみましょう。

相手は水タイプのゼニガメです。
自分は強みの「ひのこ」でゴリ押ししたくても効果は「いまひとつ」ですよね。

つまり「刺さらない相手には無駄な努力」となるわけです。

空手であれば「審判が評価しやすい形」があるのに、自分のやりたいことをやっていては、実力と関係ないところで差がついてしまいます。

だからこそ「相手のタイプ(属性)」を正しく把握することが、勝つために絶対に必要なことなのです。



自分はなにタイプ(属性)か?

相手がどんなタイプなのかを把握したら、次は自分のタイプの把握です。

さっきのポケモンの例で「相手は水タイプ」とわかっていても、自分の「ひのこ」が炎タイプの技だと理解していなければ、ずっといまひとつの効果です。

だからこそまずは自己分析です。

自分が何が得意なのか?
自分が苦手なことは何か?
どんなシチュエーションでチカラを発揮できるか?
誰にも負けないという個性や武器はあるのか?

こうやって自分を知ることで属性を把握できます。

自転車スポーツであれば、
自分は自力選手だと思っていたけど、捲りの方が強いじゃん!とか。
スプリンターだと思ったけどクライマーだったとか。



相手と自分の相性はどうだ?

自分と相手の属性を知った上で相性を考えましょう。

自分の強みは炎技の「ひのこ」だ。
だけど相手は水タイプで「こうかはいまひとつ」だ。

きっとこんな場面には何度も出くわすでしょう。
しかしここで注意しなければならないのは…
『強みと違う武器を持とうとする』です。

ここから先は

1,848字 / 8画像

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?