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自分ことが好きですか?

担当クラスの子供たちに、こんな話をしてみました。


以下やりとりです。

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▼多くの人たちは、「あることが出来るようになった、実績を残した→自分のことが好きになった」という順番だと思っています。みんなもそう思いますか?

(「うん、そう思う」と全員うなずく)

▼違います。逆です。自分のことを好きになる➡︎あることができるようになる、実績を残すという順番です。

(「え、そうなの!?」と驚いた反応を見せます)

▼例えば君たちは再来年の2月に試験本番を迎えます。当日会場の席に座って、「自分のことがめちゃくちゃ嫌い」と思って試験を受けて、当日合格できると思いますか?

(「いや、思わない」と全員うなずく)

▼結果は明白ですよね。自分が好き、自信があるから結果が出るという順番です。自分には力があると信じるから能力が伸びます。そもそも君たちは、自分を好きになろうとしていますか?

(「いや、していません」とチラホラ発言)

▼だったら、自分がいつか好きになる時が来るのを待つのではなく、今この瞬間自分を好きになる努力をしてみましょう。寝る前に今日の自分の良かったところ、自分ですごいと思ったところを頭の中で上げて寝てください。ノートに書き溜めるのもいい方法ですよ。

(「やってみます!」と半数の子が意欲を見せる。残りの半数は口にはしないけど、真剣な様子で聞いている)

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私が話をしている最中、全員がもれなく真剣な顔つきで聞いてくれました。


ここから改めて思ったのが、たとえ自信がない子も自分のことが好きでない子も、心の底では「本当は自分のことが信じられる自分でありたい」と本能的に思っているということ。


子供たちには自分を信じることができて、自分の存在が社会で役に立っている、貢献できているという実感を持って欲しいと願います。


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