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街の文化のハブを目指すミニシアター『K2-シモキタ-エキマエ-シネマ』に行ってきた!

みなさん、こんにちは。ヨコハマ・フットボール映画祭note公式マガジン第46回を担当します、スタッフの村上です。宜しくお願い致します。

初めての投稿なので自己紹介をします。ヨコハマ・フットボール映画祭インターン生の村上友祐(19/大学1年生)です。東京の映画館でアルバイトをしていて映画もよく見てます。サッカーも小中の時にやっていたので大好きです。私は今回の取材で初めてミニシアターに行き、とても雰囲気が良く、これを機にまた他のミニシアターも見に行きたいと思いました!これから宜しくお願い致します。

今回ご紹介するミニシアターは、シモキタ-エキマエ-シネマ『K2』です。
演劇やライブハウス、古着など様々な文化が深く根付いている下北沢にミニシアター『K2』が1月20日にオープンしました。

『K2』は、1スクリーン71席のミニシアターです。

『K2』を運営するクリエイティブファームInclineを構成する1社である株式会社Motion Galleryの代表取締役大高さんにインタビューさせていただくことが出来ました。
以下に、インタビューした内容の一部を掲載していきます。

---下北沢にミニシアターを設立された経緯を教えて下さい。

設立のきっかけは2019年に下北線路街の再開発に当たって、小田急さんからミニシアターを作りたいと相談され、初めは、アドバイザーとして話をしていたのですが、そこから運営をやってもらえないかと言われ任されるようになりました。
加えて、映画好きの方だけがくるような映画館ではなく、もう少し気軽に商店街の人たちにも来ていただけるような町の憩い場となるような映画館にしていきたいと話されました。

---設立する上で苦労したことがあれば教えて下さい。

設立のきっかけとなった2019年はコロナ前でしたが、すぐコロナ禍になったため、考えた構想とは異なってしまい、設立出来るかどうか危ぶまれたことです。

---映画が公開されている期間はどれくらいですか。

作品や状況によるのですが、ロードショー作品などはなるべく長く、8週間は上映したいと考えてます。2週間位のサイクルでどんどん回した方がビジネスにはなるのですが、映画の作り手としてはなるべく長く上映してほしいので、ミニシアターだからこそできるサイクルで回しています。

---これから何かやっていきたいことはありますか。

『K2』で作っている雑誌が各月で出していく予定なのと、オンラインコミュニティーを立ち上げ、劇場に来なくてもオンライン上でコミュニケーションがお客さんと取れるようにしていき、早く形にしていきたいと考えてます。
あと、上映前に流れる、タバコを吸わないで下さいや前の椅子を蹴らないで下さいなどのマナー動画は、町の商店街の方に出演してもらい、呼びかけてもらっています。それを週替わりでお店を変えて、なるべく多くのお店に出演してもらえるようにしていきたいと考えています。このことで下北沢の商店街の方や近隣の方々に寄り添ってくれていると思えるような映画館になれば嬉しいです。

---他にも何か映画のために来てるわけではない人に向けてやっていることはありますか。

上映の作品の選び方で意識していることは、『ドライブ・マイ・カー』などの国際的な評価を得るような作品に加えて、下北沢は演劇や音楽の文化が根強いので、それらが背景に絡んでいる映画などを加えています。また、ライブハウスと連動しているものも上映しています。現在は『ドライブ・マイ・カー』や『PASSION』『偶然と想像』いとうあさこさん主演の『鈴木さん』などを上映しています。

チケットはタブレットから購入することができます。

劇場の詳細はコチラ

なお、大高さんがK2に込めた思いを更に知りたい方はコチラの記事もご覧ください。

今後も魅力的な映画館を紹介していくのでお楽しみに!
「ヨコハマ・フットボール映画祭 2022」は6/4(土)-5(日)にかなっくホール(東神奈川)にて開催します。初の夏開催になります。開催に向けてYFFFの情報も発信していくのでご注目ください。

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