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ウィスキーを買いに

こちらに来て今年で2年を迎えるにも拘わらず、お酒といえばビールと日本酒しか飲んでいないことにふと気がついた。あれ?日本時代の方がハイボールなどで毎日ウィスキー飲んでいたよなぁ…。
理由は特になく、スコッチウィスキーの本場に来て、逆に少しお店で飲むのに勝手にハードルを感じてしまっていただけだとは思う。また、こちらのウィスキーはハイボールなんかで気楽に飲んでしまってはダメなものと、こちらも勝手に感じてしまっていただけだとは思う。

でもいざ飲もうと思っても、バーに行くのも面倒くさい。家で気楽に飲める、良いお酒はないだろうかと思っていたところ、こちらの知人の方からブレンデッドの美味しいウィスキーがあると、あるウィスキーを勧めていただいた。

ちなみにここロンドンもそうであるが、日本のウィスキーは半端なく高いです。そして実は人気もあります。日本のウィスキーは大部分が素晴らしいブレンデッドだが、シングルモルト大国であるここイギリスでも日本のウィスキーは一定の評価を得ているようだ。酒飲みのイギリス人と話しても、山崎や余市などの名前が出てくる。
イギリスでもブレンデッドの妙というものに一定の評価をしている方もいて、そんな方に特にお勧めというウィスキーがこちら。

ARDRAY

ARDRAY。まず瓶を開けた時に漂ってくる優しい香り。最初はストレートで。舌に乗せた時に舌だけでなく鼻腔全体に漂う実に心地よい幸せな感じが何気ないひと時を豊かに感じさせてくれる。
次に邪道かもしれないがハイボールも試してみる。もったいないと言われるかもしれないが、喉を通るときの心地よさは素晴らしい。とがった部分がほとんどなく、ただただ優しく流れていく。

瓶もお洒落な作りで、ただ飾っていても絵になる。今度日本に帰国する際には父親とウィスキー好きな親友に買っていってあげようかなと思った素晴らしい1本だった。これでイギリスのウィスキーにはまってしまいそうだ。

ちなみにスーパーなどにはまだ出回っていないようだ。お酒専門店にはおかれているようで、私は今日ここで買ってきた。

何気ない普段の日曜日が幸せな日に変わる。ウィスキーの力はすごいね。

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