どんな人なら初見実況に向いているのか
どうもこんにちは。脳筋の優作です。
自称ゲーム実況者です。
以前「初見実況はハードルが高い」というタイトルで記事を投稿しましたが、今回は該当記事の最後にある「どんな人なら初見実況に向いているのか」について深掘りしていきたいと思います。
とは言うものの、該当記事で「こういう人は初見実況に向いてないよ」という話をたくさん書いているので、それとは真逆のタイプを拾っていけば必然的に初見実況に向いている要素を集めることができます。
なので今回はそこから更に踏み込んで「+αこういう要素があれば最強」だよねという要素を集めました。
身も蓋もない話ばかりで正直、私を含む一般人は打ちひしがれると思います。
それでは…
一つずつお話します。
①中流以上の家庭に生まれ五大都市圏で育った人
これは主に20歳前後の若い人を想定しています。
ゲーム実況が流行りだした10年以上前は高校生・大学生がゲーム実況者のボリュームゾーンでした。
当時人気のあったゲーム実況者を思い出してみてください。
そして可能な限りプロフィールや幼少時のエピソードを思い出してみてください。
明らかに中流以上の家庭だと思いませんか?
大卒以上の学歴、幼少期からパソコンに触れていた、帰国子女、海外旅行の経験がある、都会ならではの経験をしていた、などなど…
田舎者や貧乏人だと経験できないことをしているはずです。
細かいことを言い出すと、小学生のうちからゲーセンの大会に出ていたなども含みます。これは貧乏人や田舎者だとハードルが高いはずです。
文化資本に差がありすぎるといったところでしょうか。
若いうちは如実に差が出るところです。
①’対策・解決法
今すぐできる対策としては
・本を読む
これにつきます。
お金がなくて稼ぐ能力も持たない未成年向けとして最初にお話します。
これは何もむずかしい本を読め!とか、新聞を読め!とか言ってるわけではありません。
「いろんな本を読んでいろんな知識や価値観を知る」ことが大事だと思っています。友達から漫画を借りてたくさん読めばいいんです。
友達がいないなら図書館に行けば良いんです。漫画も絵本もそれなりにあります。
図書館すらも行くのが大変な環境なら、家電の説明書やシャンプーの背面の成分表示とかを読んでみてください。
知らないことを知るきっかけになります。
①に挙げた人気実況者は娯楽にも精通している方が本当に多かったです。
やたら戦隊モノに詳しい、昭和のアイドルに詳しい、漫画・アニメに詳しい、などなど…
単純に知っていることが多いから表現の幅も広がるし語彙力も高くなるということですね。
色んな人が「アンテナを張ることが大事」と言いますが、こういうところからだよなあと私も思います。
次に時間のかかる対策ですが
・ある程度社会人経験を積んでから開始する
というものがあります。
目安として30歳以降でしょうか。
どんなに貧乏人で田舎者でも大人になって学校を卒業すれば、住む場所や職業などは自由に決められます(稀にそうではない人もいますが今の時代レアケースなので割愛します)
それまでちびまる子ちゃんのようにぐうたら生きてきたという人でも社会人になってから取り戻せばいいんです。
YouTubeでは仕事で培った能力や経験を活かして動画を作る人がかなり増えました。
これは何も専門的な知識・技術だけの話ではありません。
理不尽なお客さんへの対応、感情のコントロール、一般に求められるであろう常識やマナー…
そういった能力は学生の頃と比べて多かれ少なかれ向上しています。
ネット活動を始めるにあたり大切になる要素です。
ある程度成長してから挑戦しても遅くはないと思います。
(機会損失という意味ではもちろん早く始めたほうがいいですが、この場合は早く始めてもそれに見合ったものが得られるかどうかはわかりません)
彼らの生い立ちまで細かく知りませんが、皆が皆①に該当するような人ではないはずです。
初見実況に限った話でもないですが、今まであまりパッとしなかったなあと思うならまずリアルを精一杯生きてみるのは遠回りのように思えて実は近道なのかもしれません。
笑えない話ですが、パッとしない学生時代を送ってきた筆者は活動こそ早く始めたものの、特に結果が得られていない状態です。
当時は視聴するだけに留めて、今よりもしっかり社会や人生に向き合う時間を作ってからネット活動を始めていれば違う未来もあったのかなと思います。
②切り替えが早い
これも生まれ持った素質や育った環境によるところが大きいかもしれません。
初見実況はプレイヤーの感想やリアクションが見どころの一つではありますが、鬱展開や胸糞展開になったとき、ずっとそれを引きずる人がいます。
いつまでも沈んでいると本人にも視聴者にもよくありません。
ゲームの展開は目まぐるしく変わるのに、メンタルの切り替えも合わせていかないと見ている方は共感できません。
それはそれ、これはこれ、とサッと切り替えられる人は人気のある実況者さんにも多いなあと思います(個人の肌感でしかありませんが)
一部のファンから「安定感がある」と評価される方はこの要素を持ち合わせていることが多いなあと思います。
②’対策・解決法
内面に関わることなので一朝一夕でどうにかできることではないと思いますが、対症療法として
・演技をする
というものがあります。
鬱展開からいきなり別キャラクターの視点に切り替わるときなど、開始数分は切り替えられなくても仕方ないとは思いますが、別視点のストーリーが始まってもいつまでも沈んでいるとその先が暗い実況になってしまいます。
元気に振る舞うというわけではなく「沈んでいる様子を見せない」だけで印象はかなり違います。
次に時間のかかる対策ですが
・ある程度社会人経験を積んでから開始する
というものがあります。
目安として30歳以降でしょうか。
…①の対策と全く同じになってしまいました。
つまりどういうことかというと、「社会人経験はメンタルコントロールに一役買ってくれる」ということです。
念のため書いておきますが、心身ともに健康であることを前提としています。鬱など何らかの症状があるならまずは自分を大切にしてください。
理不尽なお客さんへの対応、感情のコントロール、一般に求められるであろう常識やマナー…
そういった能力は学生の頃と比べて多かれ少なかれ向上しています。
…これも①で書いた内容そのままです。
こういった能力を学生のうちに身につけるのは難しいです。
ゲーム内だけではなくネット活動をするにあたっても大事な能力です。
さて、ここまで「どんな人なら初見実況に向いているのか」からさらに踏み込んで「+αこういう要素があれば最強」だよねという要素を集めました。
あくまでも最強だよね、というだけなのでこの要素がないからダメなどと言うつもりは毛頭ありません。
人気のある実況者さんでもこれに当てはまらない方は数多くいます。
「人気のある人はこのような”長所”があって…」と言いますが、すこし語弊があると思っています。
長所はただの特徴をいい意味で捉えているから長所になるのです。
長所も短所もただの特徴でしかありません。
ただの特徴をどのように捉えるかで長所にも短所にもなるのです。
各々が勝手な解釈で長所だの短所だのカテゴリ分けしているだけにすぎません。
心理学やメンタルケアの本や動画で
「短所ばかりではありません。一見短所だと思うことは長所でもあります。心配性だということは言い換えれば慎重で思慮深いとも言えます」
のような話を聞いたことがある方もいると思います。
ここまで書いておいてなんですが、初見実況かどうか関係なく「短所を長所に見せる能力」が最重要だと思っています。
本当はこの話だけ独立させて記事を書くべきだと思うんですが、わざと見出しもつけずにこの記事に忍び込ませておきます。
色々と考えがあるのでね。
なので今回の「+αこういう要素があれば最強」だよねの内容は、最悪時間をかければそれなりに身になるものを選びました。
打ちひしがれた方は気の毒ですが、私も打ちひしがれたので共に頑張りましょう。
さて、次の記事は大元の記事「収益化」以前に「人気を得るにあたって向いていない要素」の中で触れている
筆者が時間をかけて勉強してもあまり上達しなかったもの
について触れていこうと思います。
それではまた次回!
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