マーダーミステリー「騎士と四季の姫君と 夏の姫視点」プレイ感想
こんにちは!脳筋の優作です!
マダミスの感想は8ヶ月ぶりでしょうか…すっかり年一頻度になってしまっています。
珍しく大人数で長時間のマダミスだったので、悩む場面も多く体力的に厳しい側面もありましたが、以前のような「流れが複雑すぎてわからない」という状態は減ってきたかと思います(これはPCの立場的なものも関係するかも知れませんが)
以下に記載する内容はマーダーミステリー「騎士と四季の姫君と」のネタバレを大いに含みます。なお「夏の姫」でプレイしています。未通過の方は先にプレイ、もしくは視聴してからの閲覧を強くおすすめします。
さて、HOを読んで自分自身がそこそこ複雑な出自ということがわかるんですが、実の母と乳母に関しては何かしらの形で今回の事件に関わってくるんだろうな~というのは察しがつきました。
わかりやすくしていたのかもしれませんが、2人ともあらすじの時点で個性を残しつつサラッとフェードアウトしていったのでこれは今後に関わってきそうだなあと思っていました。
今後に関わるというのは私の中でNPC的に関わってくるんだろうな~と思っていたので、まさかのメインキャラで出てくるとは思っておらず、そこが一番驚きました。
各国の姫・騎士と密談のターンがあるんですが、明らかにオータム王国が異質でこれはなにかあるぞと早めに気づけたのは成長したところかなと思いました。明らかに内戦状態で他の国とは違う方向を向いていたので…
ただ、これが真ENDから遠ざかった原因の一つかなとも思いました。
秋の姫からすると、自分が早く実の母だと気づいてもらいたい、犯人探しなんてどうでもいいという立場なんですが、夏の姫視点だとあまり母親探しを重視していないというか、どうしてもヒナタを優先のように感じてしまったんですよね…目標設定がヒナタについて書かれていたからというのも大きいと思います。
小さい頃はそれこそ心の拠り所だったと思うんですが、成長してからは夏の姫として自立しているなあという印象が大きかったです。
親の心子知らずってこういうことなのかなあとも思いました。
これがまだ、未熟な印象が強くて事あるごとに枕元のひまわりを思い出しているとかなら母親側についていたかもしれないです。
実際は為政者らしく割り切れる性格で(他国に嫁ぐのも嫌ではなかったし)ヒナタのことをすごく慕ってたからこれはどうしてもヒナタ側についてしまいますね…そうなるようにHOで誘導していたのかもしれませんが、ヒナタとは折り合いが良くないとか、夏の姫自身が女王になる気満々とかじゃないとなかなか母親探しに舵を取れないんじゃないかとは思いました。
EDはNo.3と14の2つにたどり着きましたが、14では少し泣きそうになってます。進行中は母といえど秋の姫側につくわけにはいかん、との思いだったのでEDで初めてわかることが多かったですね。親の心子知らずEDでした。
相方の夏の騎士ですが、議論を誘導してくれてさすが騎士というか、姫の立場としては大変ありがたかったです。
個人的に練度が低いので議論に自身がないというのもあります。
キャラ的には夏の姫はわりと負けん気が強いので姫主導でも違和感なく進むのかなと思いました。
どちらが主導権を握っても違和感がないというのはよく考えられているなあと感じました。
結果的に力を合わせて事件を解決しようという方向に落ち着きましたが、推理フェーズで夏の騎士が裏切り者の可能性を考えていなかったことに気づいて少し焦りました。
夏の騎士は姫の代わりに実権を握っていたし、王の座を狙っていても何らおかしくはないわけで…結果的にヒナタが死んでしめしめと思っている可能性は大いにあったと思います。
推測の域を出ませんが、夏の姫が最多の場合に夏の騎士が王になるとかだと面白いなあと思いました。
ウィンター王国ですが、立場的なものもあってわりと平和な国だなあという印象でした。途中で冬の騎士に疑いを向けたことも多かったんですが、それは晩餐会の各PCの動きを把握できていなかったからで完全に私の確認ミス…
灯台下暗しどころの騒ぎではありませんでした…
不審な動きが少なかったので冬の姫が早々に犯人候補から除外できたのはやりやすかったです。オータム王国情報もウィンター王国発が多かったので終始同盟国ポジションだったように思います。
スプリング王国ですが、今回は人メタが入ってしまったような気がしています。個人的に春の姫・春の騎士は他のマダミスで何度もご一緒しているので、スプリング王国をフラットな視点で見れていなかったなあと終わってから思いました。
状況証拠が揃っているのに、春の姫は犯人じゃないだろう濡れ衣なのでは?ということになってしまったのでこれは良くなかったなあと…あまりにも潔かったので裏があるのでは?と思ってしまいました。
春の騎士はいつも問題解決に意欲的だなあという印象でした。ウィンター王国に続き仲間ポジションです。それにしても粕汁さんは色んなマダミスでホモになってるような気がするのは気のせいか?www
オータム王国は先に書いたように最初から内戦状態で、あの国はどうなってるんだ怪しすぎるだろ…と思っていましたが、当初の目的である「シキ王殺しの犯人を探す」がうまい具合に霞んでいて味のある国だなあと思いました。秋の姫の娘に対する思いの強さはわかっていつつも、答えてあげられなかったですね…どうしてもヒナタを優先してしまいました。
秋の騎士は難しい立場で本当に大変だったと思います。追加HOを見ても今回は八方塞がりなんじゃないかと思いました。
得点目的で動くなら他国の騎士たちにヘイトを向けないといけないのでかなり厳しいと言うか…晩餐会にいなかった春の騎士と夏の騎士、一人で寝ていた冬の騎士のどれかに誘導するしかないのかなあと思いました。夏の姫と冬の姫は一緒にいる時間が長くて他の目撃情報もあるのでね…
正体に関しては持ち物が他のPCに持っていかれる可能性が高くて、隠し通すのはこれまた難しいんじゃないかと思いました。
全体的な流れとしては、各国各人と密談のフェーズが設けられていたので優しい設計というか初級者向けのような気がしました(実際私がそうなので)
ただこれは慣れた人からすると、同じ人と何回も密談しなくてもいいかとなりそうな気もします。時間もかかるし難しいところですね…
夏の姫個人としては珍しく探偵ポジということもあって、あまり難しい動きを要求されることもなく進められました。オータム王国は姫・騎士ともに上級者向けのような気がします。RP好きな人には向いてる役回りかもしれません。
というわけでかなりざっくりとですがマーダーミステリー「騎士と四季の姫君と」のプレイ感想になります。1週間で感想だすぞ!と意気込んでいたのに2週間かかりましたw
こんなに大人数でマダミスをすることもめったにないので、久しぶりに遊べて楽しかったです。
作者:せきらら工房様、GMとかげさん、プレイヤーのみなさん、楽しい時間をありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?