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初のヒッチハイク📔④

11月2日にヒッチハイクをしてから
4ヶ月以上経過して、その時の感覚を
忘れそうなので、そろそろnote ヒッチハイク編を
完成させて旅について書こうと思う。

前回は足柄SAに到着したところで
終わったから今回はその続きから。

今回も少し長い文章かもです。

その日は土曜日だったから足柄SAは
車通りも多く、人が多かった。

海老名SAと同様に出口付近に
名古屋方面のスケッチブックを掲げ再開した。

始めると車の通りは多いものの
ごめん行かない とジェスチャーをしてもらえる
ことはあったが、いっこうに止まってくれない。

ヒッチハイクはどのくらい待てばいいのか
といった基準を知らなかった。

知らなかったというよりも
今まで生きてきた中で“ヒッチハイク”を
するなんて思ってもいなかったから
知る必要なんてなかった。

15分が過ぎたあたりから
あっ、やばいかも。
1人で話す人もいないし、やっぱり恥ずかしい。
と思い始めた。

そんなことを心の中で思いつつも
表には出ないように気をつけた。

それから30分が経過しようとしていたときに
前から1人の女性が駆け寄って来てくれた。

「京都まで行くんだけど、乗っていく?」
と声を掛けてくださった。

この瞬間もめっちゃ嬉しかった。

正直途中で諦めかけたり、
マイナスな考え方しかなかったからだ。

お願いしますと伝え、車に乗せていただくと
2人のお子さんがいた。

娘さんが大学1年生、息子さんが高校2年生だった。

話を聞くと、京都へは親戚の結婚式があるので
向かってる途中だという。

背負っていたバックパックが大きいので
トランクに入れさせてもらい、いざ出発。

と思ったが、飲み物もバックパックに入れたままで
あっ、やばい笑と思いながらの出発だった。

ここでも自己紹介、大学で何をしているか、
なぜヒッチハイクをしているかから
会話が始まった。

話をしていく中でなぜ足柄SAにいたかを
聞いたところ、ひとつ手前の海老名SAで
子ども達が寝ていたから、足柄SAに
立ち寄ったとのことだった。

今回も1台目乗せていただいた方に引き続き
睡眠に助けられた。

まず今回声を掛けていただいたお母さんは
なんとCAの仕事をしていた。

まさかこんなところでCAさんと会えると
思ってもいなかったから、びっくりした。

娘さんは大学で英語を専攻していて
海外が好きで、つい最近も海外旅行に行ったらしい。

息子さんは高校で部活はやっていないけど、
ゲームが好きだと言っていた。

こんな内容の会話をしながら
どこまで乗っていく?と聞かれ迷った。

京都まで行くとほぼ目的の大阪に到着する。

しかし、今回は色んな人と出会いたいから
1台約2時間と決めていたからだ。

ただ途中で降ろしていただいても
次に乗せていただけるかどうかはわからない
という不安もあった。

この悩みを3人に伝えると
娘さんが色んな人と出会えるほうが
楽しそうだし、絶対大丈夫だよと言ってくれた。

このとき改めてヒッチハイクを
しているきっかけを思い出した。

“面白そうだから。”

たったこれだけの理由。

このひとつだけでも自分にとっては
取り組むには十分な理由だった。

周りの人から見れば、アホなこと・バカなこと
やってるなと言う人もいた。

けれど、そんなことを気にしないくらいに
な旅仲間をはじめ応援してくれる人、
アドバイスをくれた人がいるから
自分なら大丈夫だと思えた。

それから途中の愛知にある上郷SAで
降ろしていただくことに決めた。

9時前に足柄SAから乗せていただき
11時すぎに上郷SAに到着した。

今回乗せていただいた方達は
川崎から来ていたので、普段見る機会の少ない
富士山、浜名湖を一緒に綺麗だねとか
めっちゃ大きいじゃんなどと
観光?しながら向かっていた。

車内は終始楽しく明るい雰囲気だった。

今回乗せてくれた理由を聞くと、
足柄SAで1組目の方達と
別れる瞬間をたまたま見ていたらしく
次に見かけたら声を掛けようと思ってくださっていて
買い物をした後に見つけたからという。

この話を聞いたときに
いつ誰がどんなときに見ていてくれてるか
わからないけど、見てくれている人は
いるんだなと実感した。

加えて、ヒッチハイクをしている人って
どんな人なんだろうと興味があったという。

今回も1組目の方達に引き続き
どうしてその仕事をしているのかについて聞いた。

お母さんは自分の親がCAで
人と関わるのが好きだったからCAになったそうだ。

好きなことを仕事に出来るのは
本当にかっこいい。

次に娘さんは祖母、母親がCAで
かつ母親のことを尊敬していて
同じくCAを目指している。

身近に尊敬できる人、目標となる人が
いるのも羨ましい。

この話を聞いたときに、自分も
気づいていないだけで、身近にいるのかも知れない
と思ったが、このときは思いつかなかった。

そして息子さんはやりたいことは
見つかっていないとのことだった。

その後いま興味のある仕事は?と聞かれ、
ワクワクしている人、これから何かに
挑戦する人に関わることができる航空関係に
興味があると答えた。

今思うと、周りにワクワクしている人、
何かに取り組もうとしている人と一緒にいると
自分も行動しようと思えたり
自分の中の何かぎ突き動かされるからだった。

するとお母さんが
明るいし、一緒に話していて楽しいから向いている
と言ってくれた。

とこんな感じで真面目な話から
娘さんと息子さんからの学校生活の悩みに
答えていた。

話をしつつ車内から見える
空、景色を眺めているとあっという間に時が過ぎた。

上郷SAに着くと励ましの言葉をかけてもらい
見送ってくださった。

出会いがあれば別れもある。

わかってはいるけど、やっぱり
別れるのは寂しかった。

そんな気持ちもありながら、上郷SAを散策した。

めっちゃ長くなったけど、
これでヒッチハイク2台目の話は終わり!

続きはヒッチハイク⑤で書きます🖋

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