幼い難民を考える会(CYR)のこと

昨日、NPO法人幼い難民を考える会(CYR)の会員総会に出席した。

カンボジア内戦による難民の惨状を見た日本の保育士たちが何か出ることはないかと1980年にCYRを設立した。タイにあったカンボジア難民キャンプで保育事業と保育士の育成を行いつつ、将来的には内戦終結後のカンボジア国内てカンボジアの人たちが自身の手で保育事業、保育園の運営をできるようにすることを目指していた。

私は1983年か1984年に3月に開催予定のエマウス・ワークキャンプでの支援先を検討していた1982年にCYRのことを知り、当時、聖心女子大の敷地にあった事務所を訪れた。難民の子どもではなく、幼い難民とした理由、「考える会」に込められた自立への願いと保育、教育の重要性に共感しボランティアグループの支援先とするだけではなく個人として会員を継続してきた。使っていたMacを事務所似持ち込んだり、阪神淡路大震災での支援活動を提案して東京から活動のサポートを行ったりもした。

CYRは内戦終了後からカンボジア国内で運営してきた保育園を今年3月までに全て同国政府、自治体に引き継いだ。カンボジアの地域幼稚園保育者向け手引書の作成・配布、今年6月に青山の国連大学1階展示スペースでの展示などを行ったのち、解散手続に入り今年度で44年の活動に幕をおろす。

最後の会員総会で議長を務めさせてもらい、お世話になった方々にご挨拶をすることが出来た。


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