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【統率者】PWテーマEDHについて『テゼレット』

前書き


全国のEDHファンの皆さんこんにちは
また、前回記事読んで下さった方ありがとうございました。
凄く嬉しいです。

今回は私が崩すことなくずっと使っているデッキを1つ紹介したいと思います。

さて唐突ですが私、色の組み合わせで言うとグリクシスが一番好きなんですけど、PWで一番好きなのはボーラス様ではなくテゼレットです。
ライバルとはいかずとも(ボーラスが大ボスとすると)工作員ポジションの中ボスっぽさが好きです。
エーテリウムで改造した身体もかっこいいです。

ストーリーにも比較的絡んできますし、主君(と思っているかは不明ですが)のボーラスが倒された今、野心まみれの彼が身体に取り込んだ《次元橋》で今後何をするか気になりますね。

無機物しか通れない《次元橋》


カルドハイムに来たときは骨と金属(どちらも無機物)だけだったヴォリンクレックス

あっ・・・


というわけで
今回はテゼレットテーマと題したEDHのデッキを紹介します。


メリット

圧倒的アーティファクトシナジー

テゼレットはアラーラ次元のエスパー出身の工匠
エスパーはアーティファクト文明が超盛んで、当然彼もアーティファクトの扱いはPWの中でも1,2を争うほどでしょう。(競合先はカーンやサヒーリか)

ここ出身の生物は大体こんな感じ。
金属を体に組み込んでいます

そんな彼をふんだんに使うのだからアーティファクトシナジーとは切っても切れないデッキになります。

EDHでアーティファクトは悪さしかしません

いやまぁEDHで出てくるカードなんて大体悪さしかしない気もしますが個人的にアーティファクトは圧倒的に悪さをするイメージがあります。


ジェネラルの相性が想像以上にいい

当然ながらEDHでテゼレットはジェネラルに指定できません。
指定できれば良かったんですが・・・

テーマデッキと言うことで灯が付く前のテゼレットより実力が優れていた《求道の達人、サイラス・レン》にしようとも思っていたのですが、共闘を生かせないのがなんか残念なのでデッキ入りになりました。(今なら同じエスパーの伝説である《金線の打破者、アーミクス》とかいるんでそれと共闘しても良いのですが。)

あと顔が腹立つ


じゃあ他に相性いい伝説とかいるのかy

い ま し た

ローナ/Ronaは、ドミナリア/Dominaria出身の人間。女性。トレイリア/Tolariaで魔術を学んだが、やがてそこから逸脱し古えのファイレクシア/Phyrexiaのギックス/Gixの伝承を追い求めるようになる。彼女は生化学的な魔法を使って片目を置換し、単なる人間を形態を超越し進歩させるために更なる改造を自身の身体に施そうとしている。

MTGwikiより

スタン時は見向きもしなかった伝説でしたがこうしてみると相性が良すぎてたまげましたね。肉体を改造している点やファイレクシアに関わりがある点も共通感があってGood。

ドミナリアで出た『歴史的』。アーティファクトは勿論、なんと伝説や英雄譚なら何でも能力の対象になります、テゼレットも言わずもがな。
ハイランダーであるEDHに於いて比較的簡単に使いまわしが出来る点も嬉しい。

ぶっちゃけ、サイラス・レンより相性良いわコレ

テゼレットはサイラス妬んでたしそりゃそうか。


好きなPWを使い倒せる

これはテゼレットに限ったことじゃないですが好きなPW使い倒したいなら、この手のデッキはおすすめです。
今はなきプレインズウォーカーデッキのPWが出てきたり、PW名を冠した《○○の~》カードがやたらと飛んでくると(あ、これ何かしらのモチーフデッキじゃん)って相手も思ってくれます。たぶん

何のゲームでも自分の好きなキャラ使い倒して勝つと嬉しいですよね。


デメリット

ジェネラルが強いかと言われると・・・

正直青黒ジェネラルの中では、使用率や強さの面で下位に属します。
言うてアンコモンですしね・・・
CIPで1つは再利用が出来ますが、以降はタップ+4マナに加えてデッキトップのみとこちらは結構使いづらい。
おまけに上記能力に対応してローナを除去されると対象に取ったカードは永久追放です。

と言うか白足してエスパーカラーにした方が絶対強いんですよねこれ。
上記にもありますがシャルムはエスパーカラーでアーティファクト絡みなら非常に強いジェネラルです。
しかもエスパーに住むスフィンクスなので設定的にも相性がいい。

女性です。座り方がセクシー


同じ住む場所の理由で《センの三つ子》でもいいでしょう。
こちらはコントロール色がより強いです。(ヘイトは凄まじいですが)

強いですが絶対袋叩きにされるので注意

まぁジェネラル選定については自分の主に据えたいPWによるでしょうし、検討ポイントでしょう。

他PWを例として、ニッサを大量に入れたデッキを使うとして、「ニッサもエルフだし、《エルフの刃、ラスリル》をジェネラルに」って人もいるでしょうし、「いや、土地関連が多いし《ギトラグの怪物》《野生の魂、アシャヤ》にしよう」って人もいるでしょうしね。

私は「上記エスパーの2種らはローナと比べてテゼレットカードそのものと相性が良くない」って理由でローナのままです。


と言った感じ、デメリットはまぁ薄目だと思います。


各テゼレットの紹介

テーマと謳っている以上やはりこれがメインでしょう。
1,2枚は割とよく見るでしょうが残りはほとんど見ることがないと思います。
では登場順に紹介します。

求道者テゼレット

顔のゴリラ感がすごい

ご存知最初のテゼレットです。
EDHは勿論、レガシー、果てはヴィンテージまで使われる独自性と汎用性を併せ持つカード。
はっきり言うとテゼレットの中では最強だと思います。

+1でマナ加速、-Xでマナ加速やコンボカードサーチなど、ハイランダーに於いて使用方法は多岐にわたります。
-5は・・・あまり考えなくていいです。

特にEDHはアーティファクト土地やマナ加速がデッキに必須ですし
下手すりゃデッキに青入ってれば入れてもいいレベルのPW

イラストはアラーラの断片の上記含め3種類、好きなものを使いましょう。

エルズペスvsに封入されている物
Mythic Edition 私はこれ使ってます。
エスパーの背景も相まってかっこいい。



ボーラスの工作員、テゼレット

背景も含めクッソかっこいい

2枚目
求道者が汎用性の鬼ならばこちらは主に据えられたカード
特にスタン時のテゼレッターで使いまくられてた記憶があります。
自分も組みたかったんですが当時は高くて・・・

+1はスタンほどではないですが掘れる枚数もそこそこ。不発も度々ありますがね・・・
-1永続のため飛行機械トークンなどをでかくするのがメインです。
破壊不能土地を5/5にする選択肢もありますが、追放やマイナス修正であっさりいなくなるので注意
逆手にとって、相手のでかいアーティファクトクリーチャーを小粒にするなんてことも可能です。

EDHでは+1を使い続けアーティファクトを探し続けるのが主な仕事だと思っています。
ただ然るべきタイミングに-4を使えれば相手のライフをごっそり削り取れる可能性があることをお忘れなく。

こちらも絵違いあります。お好きな方をどうぞ

Mythic Edition 上記と比べるとあまりかっこよくない
元気玉だろこれ。喰らってるのか溜めてるのかはともかく



策謀家テゼレット

誰が読んだか通称『電池マン』
私の周りだけですかね?

スタンで八十岡氏が使おうとしたけど「これは無理」と烙印を押された3枚目テゼレット。
名前とは裏腹に初期忠誠度の高さが魅力。

目を見張るのはやはり+1による継続的な電池(≒宝物)の作成
現状これを出来るのはPWは彼と《秘宝探究者、ヴラスカ》のみです(ヴラスカは除去と宝物生成ですが-能力のため継続的ではありません。)

単独でマナ加速の生産ラインが完成
電池を作ると忠誠値が上がる社畜っぷりを見よ。

-2はパンプ兼除去ですが対応してアーティファクトを破壊されたりするとプランが崩れるので注意。策謀家らしくスマートに行きましょう。

-7は初の紋章
工作員同様の使い方で問題ありません。
これ以上増やしたくないよ~って人は同じアーティファクトを対象にすればいいです。
ただ、自分のアーティファクトだけな点は留意。

基本的にひたすら電池を作り続ける動きがシンプルながら最強。
マナは全てを制します。
-関係はたまにで良いでしょう。


金属の支配者、テゼレット

使っている人以外能力を1つも把握されてないことが大半。残当

今は亡きプレインズウォーカーデッキのテゼレットです。
絵がかっこいい

言い方がはよくないですが全体的に他のテゼレットを混ぜ物にした感じの能力です。

これも用途としては+1の連打で良いでしょう。
工作員と違って不発にならないのがメリットですが、取捨選択ができないのがデメリット。決して弱くはないですがね。

-8も対戦相手全員だったら良かったんですが、さすがにPWデッキのカードにそれは求めすぎか

あと、専用サーチである《テゼレットの企み》も入れるのをお忘れなく

破壊兼サーチなので腐りはしないですが特段便利でもないカード


工匠の達人、テゼレット

基本セットだからか久々の単色

基本セットに初登場、一言で表すならしぶとさとバランスの良さが売り

昔からそうですが、MTGには「自衛できるPWは強い」ってのがあります。
しかもこいつは+1でブロッカーを立たせられる時点でかなりしぶとく、立たせる必要が無ければ0でどんどんドローが出来る。

上記だけでも強いのに-9で自身が取り込んだ次元橋を奥義として使えます。
終了ステップに出すため相性が良くないカードもありますが、大体これ使えればコンボパーツを引っ張って来て勝ちです。

エ○スカイとウル○ラプロがそれぞれスリーブを出しているのですが、後者のイラストはなぜか左右反転しており左手がエーテリウムになっています。
エン○カイに配慮したのか知らないが出さない方が良かったのでは・・・

2P側で左右反転する2D格ゲーかよ。


残酷な機械技師、テゼレット

絵はかっこいいんですけどね・・・

テゼレットの中では恐らく最弱、The・地味です。
これもプレインズウォーカーデッキ収録なので仕方ないと言えば仕方ない。

+1や0はともかくとして面白い点と言えばやはり-7、総打点がグンと上がりますが除去された時の損害は尋常ではないです。
赤も混ざっていないため速攻を付け辛いのも痛いか

「僕悪いテゼレットじゃないよ」とアピールしてもドローは悪いので狙われないってことも無いでしょうし、くれぐれも6マナ1ドローカードにならないようにだけ注意しましょう。

ただ、これに除去飛んできて打ち消すかと言われると、うーん・・・


橋の主、テゼレット

マジでかっこいい

まさかのBOXプロモで登場、公開時は嬉しかったですね。
個人的には一番好きなテゼレットで、スタンは勿論ブロールでもヒストリックでもデッキを組んでいました。

能力は灯争では当たり前であった常在持ち、しかも悪名高き親和です。
これを出すころにはアーティファクトなんて10弱くらいは出ているでしょうし、クリーチャーとPWの無色マナは不要と思って問題ないくらい。
この辺で悪さをしてやりましょう。

自分を戻して0マナ無限キャスト
《練達飛行機械職人、サイ》が居れば無限にトークンが出ます。

また、統率者税も軽くなるので既にローナを何回か出していてもまた出しやすくなります。

+2は全員からドレイン。特に統率者では全員からと言うのが大きく勝ちにグッと近づける能力です。
工作員テゼレットの-4と合わせると一人死ぬレベルで減らせます。
本人の忠誠値の高さも相まって生半可な攻めでは自分もテゼレットも倒れなくなります。

-3はシンプルな回収、出てすぐこちらを使うのはコンボパーツ回収すれば勝ちに行ける時くらいで基本は+2から入りましょう。

-8は爆発力があることにはありますがハイランダーではあまり使いません。不発が追放されたままなのも痛い。

どう考えても+2を連打し続けるのが最強なのでそれだけ考えてれば良い、ある意味一番手軽なテゼレットです。


と、以上テゼレットの紹介でした。

みなさんも好きなPWふんだんに使ってオリジナリティ出しましょう。

読んで頂きありがとうございました。

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