映画「ベンジャミンバトン」
韓国ドラマにハマるまでは
洋画をよく見ていました
インド映画も好きです
今日は2008年の映画
「ベンジャミンバトン 数奇な人生」
を紹介します
ストーリー
トーマスの妻が命がけで出産したのは
老人の姿をした赤ん坊でした
驚いたトーマスは
我が子を毛布に包んで
老人介護施設に置きざりにします
施設の経営者のクイニーに
見つけられたベンジャミンは
老人と同じ体力しかなく
寿命は短いと医師に診断されます
それでも希望を捨てないクイニーに
愛情深く育てられたベンジャミンは
不思議なことに年を取るたびに
若返っていくのでした
杖を使わなくても
歩けるくらいに若返っていた
ベンジャミンはある日
入所者の家族の面会に来ていた
少女デイジーと運命的な出会いをします
大人へと成長していくベンジャミンは
施設の外の世界が
どうなっているのか気になり始めます
見た目はおじいさんですが
心は好奇心でいっぱいです
やがて
外の世界に出ていくベンジャミンは
この世界のすべての体験が驚きに
あふれていることを知ります
私はこの映画を見ていると
まるで人生は
自分という主人公のために
用意された世界で気づきを得たり
何かを成すために所定の場所で
あらかじめ決められた人が待っていて
必要な言葉や行動を
与えてくれる場なのではないかと
思ってしまいました
そして人生のゲームを進めるのに
重要なアイテムは
「好奇心」なのではないかと思いました
好奇心を持ち続けることができる人は
心を若く保つことができます
作中で父親のトーマスは
ベンジャミンを街で見かけ飲みに誘います
ベンジャミンに
仕事は何か聞かれたトーマスは
ボタンを作る会社の経営者だと答え
「作れないボタンはない」と言います
この映画の冒頭で
色とりどりの大量のボタンが
映し出されるシーンがあります
いろいろな解釈ができる映画ですが
私はボタンと人の人生をかけて
「どんな人生もつくることはできる」
というメッセージがこめられている
作品ではないかと思いました
また
ちりばめられた名言を
発見する楽しみもある心に響く映画です
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