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ぶら下がる

働いている会社の下のロビーには、ソファがあって、それがすごく気持ちがいい。
出勤前と、休憩中には必ず座っている

高い天井から、貝のようなオブジェがぶら下がっていて、大きな窓から日光が差し込んでくる。
そしてとっても静かなのだ。


この暑い中外の窓を、しかも長袖で、一生懸命に磨いている人がいた。
丁寧にふちのところを何度もこすっている。

パソコンの仕事をしていると、体を使わないせいか、考えなくてもいいことまで考えてしまう。
そして、一人で自己嫌悪になったりもする。

特に近くにノリにノってる同僚がいれば尚更。


どこからともなく、思考の先に過去の思い出したくもないことがぶら下がって、揺り動かし始める。

以前なら達成できてない自分を悲観して、落ち込んで、責めに責めて、疲れ果てて、葛藤していたが。

そもそも、達成したいと思う目標が、大きすぎると気づいた。

もっと小出しにすればいい。

まず、これを達成しようと思う自分は既に達成している。
達成できないなら、そんなこと思いもしないからだ。

物事が何も変わらないと悲観してしまうのも、
そもそも、変えたいと思っているから悲観しているのだと気づいた。

悲観したり、責めたり、自己嫌悪になるのは、
そもそもその根底に、こうなりたいというとてつもないポジティブな自分がいるからなんだ。

だから、大丈夫。

今はちょっと疲れて、考え過ぎてるだけ。

今日のお昼は大奮発して、1200円のランチにしてやった。
二杯も食べた。万年ダイエット中だけど。

がははっ。満足満足。

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